淑嬪崔氏（スクビンチェシ）

2024-07-11 05:29| 来源: 网络整理| 查看: 265

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2011/10/02 2013/09/07

淑嬪崔氏（スクビンチェシ：숙빈최씨）イ・ビョンフン監督ドラマ・トンイで、そのシンデレラ・ストーリーが注目を浴びていますが、彼女は一体どんな女性だったのか。

1670に生まれ1718年に没する。第19大朝鮮王粛宗（スクチョン：숙종）の後宮（フグン：후궁）で第21代朝鮮王英祖（ヨンジョ：영조）の生母だ。本貫は海州（ヘジュ：해주）　後年、領議政（ヨンイジョン：영의정）を追贈された崔孝元（チェ・ヒョウォン：최효원）の娘。確かな記録がなく、宮廷内の下働きムスリ（무수리）だったとされていたが、最近の学説では粛宗2年に７歳で入宮したとされている。

兄弟は姉と兄がおり、３歳で父を５歳で母を亡くした。兄の婚姻も確認されている。これらは父である崔孝元（チェ・ヒョウォン：최효원）の墓標（묘표）に記されているので、公式記録と言って良い。

1689年、仁顕王后（イニョンワンフ：인현왕후）が廃庶人（ペソイン：폐서인）となり禧嬪張氏（ヒビンチャンシ：희빈장씨）が中殿（チュンジョン：중전：王妃）となる。

1692年4月22日以降、仁顕王后の誕生日4/23の1日前に、王后の誕生日を秘密裏に祝っていたところ、夜歩きをしていた粛宗（スクチョン：숙종）と出会い、後日、承恩尚宮（スンウンサングン：승은상궁）となる。

1693年4月、従４品淑媛（スグォン：숙원）となる。同年10月6日、最初の息子・永壽（ヨンス：영수）王子を産むが、わずか2ヶ月で夭折した。 1694年、仁顕王后（イニョンワンフ：인현왕후）が4月12日に復位したのち、6月2日に従２品(チョンイプム：종2품) 淑儀（スグィ：숙의）となる。

9月13日、王子・昑（クム：금）のちの延礽君（ヨニングン：연잉군）を産む。彼がのちの第21代王英祖（ヨンジョ：영조）となる。

その後、1695年（粛宗21）６月８日、従一品(チョンイルプム：종1품) 貴人（クィイン：귀인）となる。

1698年（粛宗24）7月7日にも子を生んだが、3日で夭折する。

1699年（粛宗25）6月13日に、前年復位した第6代朝鮮王端宗（タンジョン：단종）祝賀して正1品淑嬪（スクビン：숙빈）となる。

仁顕王后（イニョンワンフ：인현왕후）とは親交があった。

昨今の有力説では崔氏（チェシ：최씨）は、針房（チムバン：침방）の内人から中殿（チュンジョン：중전）付きになったと言われている。

一方、禧嬪張氏（ヒビンチャンシ：희빈장씨）からは執拗ないじめにあったと言われている。

1701年８月１４日、仁顕王后が病没し、その後の１０月１０日に禧嬪張氏が賜死となる。内命婦の序列1位となったが、１０月７日に粛宗が、嬪御（ビノ：빈어）は后妃（フビ：후비）に昇格することを禁ずるとの法を定めたために、中殿になることはなく、新たな中殿が迎えられる。

1701年10月から1704年4月のある時点で、本宮の昌徳宮（チャンドックン）を離れて、梨峴宮（イヒョングン：이현궁）に居所を移す。梨峴宮は淑嬪房（スクビンバン：숙빈방）と呼ばれるようになる。

1711年（粛宗37）6月22日、粛宗は淑嬪崔氏を淑嬪房から息子・延礽君（ヨニングン）の居所へと移し、母子で暮らすよう御命を下す。

このとき淑嬪崔氏は４２歳。延礽君が淑嬪房を利用した記録があるため、逆の可能性もある。

1716年ごろから急に病がちになり、粛宗の勧めもあり私邸で療養していたが、 1718年3月、淑嬪崔氏（スクビンチェシ：숙빈최씨）は息子・延礽君（ヨニングン：연잉군）の私邸で49年の生涯に幕を閉じた。

京畿道坡州市にある昭寧園（ソリョンウォン：소령원）に眠る。英祖（ヨンジョ）は和敬（ファギョン：화경）という諡号を贈った。

後に徽德安純綏福（フィドクアンスンスボク：휘덕안순수복）という尊号を贈った。

名は体を表すというが、「淑」の字を送られた崔氏は、温厚で人柄が良かったと言われている。嬪（ピン：빈）に名をつける際には、性格か容姿どちらかをもとにする。まさに噂通りであったに違いない。

また、特筆すべきは、王の生母としては最も出自の低い女性であるが、その後、第２５代哲宗（チョルジョン）までその血が保たれたことにある。

韓国時代劇トンイについては、解説＆考察サイト・トンイ考や新トンイ考、韓国歴史年表トンイ編を参照してほしい。

当ページの短縮URL　　http://xn--u9j228hz8b124aww4c.com/?p=49

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Comment

stncasle より: 2012年7月4日 5:07 PM

韓国ドラマ：トンイの大ファンなので、非常にためになりました！機会があれば、京畿道坡州市にある昭寧園（ソリョンウォン：소령원）の墓へお参りしたいと考えております。

返信

saksak より: 2012年7月4日 9:15 PM

是非行ってみてください。そして様子を教えて下さい！

返信

ホーキの陰より: 2014年5月3日 11:44 AM

　今日（２０１４年５月３日）、最終回を拝見しました。第１回から毎回楽しみに欠かさず拝見しておりました。来週からはもうこの番組がないのだと思うと大変残念でなりません。毎回、考えさせられるシーンばかりで感激しておりましたが、最終回までその期待を裏切ることなく、最後まで新たな感動を持ち続けることができ、心に熱いものを覚えております。　この素晴らしい長編ドラマをまとめ上げられた大監督とご出演者および関係スタッフの皆様に心から感謝を申し上げます。　老いぼれながら小生、ハングルを勉強中ですが、少しでも早くマスターしてもう一度韓国へ行き、昭寧園（ソリョンウォン：소령원）のお墓にお参りしようと思います。　本当にありがとうございました。

返信

みか子より: 2014年9月19日 2:48 PM

初めまして＾＾

いつも楽しく拝見させて頂いています。私はトンイを見て淑嬪崔氏に興味をもち朝鮮王朝後期の史実が好きになりました。その後『張禧嬪チャン・ヒビン』やイサンも見ました。キムテヒ版のチャン・オクチョンはあまりにフィクションという感じで？？？という印象でした。ヒストリアさんはどうな印象をもちましたか？

さて淑嬪崔氏ですがいろいろなサイトを拝見するとあまり人気がない様ですね・・・ ”実にしたたかであった為張禧嬪に勝った” というコメントが結構あり張禧嬪の方が人気がある様ですね(^0^;

淑嬪崔氏はそんなにしたたかな女性だったのでしょうか？

私は通り一遍の事しかわかりません・・・教えて下さい。どぞよろしくお願いしますm(_ _)m

これからも楽しい記事たくさん書いて下さいね、楽しみにしています＼(~o~)／

返信

saksak より: 2014年9月22日 1:35 AM

こんにちは。キム・テヒ版は途中でドロップアウトしたほどいまいちでした。

淑嬪崔氏についてはトンイ考２（ http://xn--eckud3f.kjidai.com/ ）にまとめているのでそちらをご覧くださればとおもいます。あちこちに色々と書いているため、正直なところどこに何を書いたのか覚えていません（汗）

とても資料の少ない人物ですし、また、同一人格でも性格は変わるので決め付けはできません。もともとは波風を立てずに生きようとしていたように思われますが、自身や息子の命の危険があったため、やらなければやられるとの考えを持ったかもしれません。特に母親というのは子供の命がかかると、自分の危険を顧みないでしょうから、そのようなメンタリティーも勘案しなければなりませんね。

ちょうど今日からですが、韓国では英祖（ヨンジョ：영조）を主人公にしたドラマ『秘密の門』が始まります。 http://karasuji.com/　で情報をアップしていきますので、よろしければどうぞ！

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みか子より: 2014年9月26日 12:12 AM

ｓａｋｓａｋさん

こんにちは！詳しく説明して頂きありがとうございましたm(_ _)m

確かに淑嬪崔氏は資料が少ない方なので真実はわからないので苦労する所です(^0^;

個人的には『張禧嬪チャン・ヒビン』で登場した淑嬪崔氏が一番史実に近いのかなぁ～と勝手に思っています＾＾パク・イェジェンさんステキでしたね (^0^)

キムテヒ版の淑嬪崔氏が史実に近いのでは？と考える方もいらっしゃる様ですが saksakさんはどう思われますか？

張禧嬪の死後ｽｸﾁｮﾝは淑嬪崔氏を遠ざけた様ですね？二人の間に一体何があったのかは？？ですがやはりスクチョンは張禧嬪を殺した事を後悔し、きっかけとなった淑嬪崔氏を愛さなくなったのでしょうか？

ある本で読みましたが、結局スクチョンは張禧嬪を一番愛していたのではないかとありましたが私もいちりあるかも？と感じました。

淑嬪崔氏は張禧嬪の死後～どんな風に生き、どの様に亡くなったのか史実に沿ったドラマ（記録がないから不可能？）をどなたか作ってくれたらと切に願う所です。叶いそうにない夢ですね(^0^;

saksakさんのブログは他の誰よりもとても楽しくて勉強になります！！これからも楽しみにしています＾＾