透明水彩の技法7つ[まずはこれをマスターしよう!] 您所在的位置:网站首页 橘子水彩画法视频 透明水彩の技法7つ[まずはこれをマスターしよう!]

透明水彩の技法7つ[まずはこれをマスターしよう!]

2024-06-15 13:38| 来源: 网络整理| 查看: 265

透明水彩は、他の画材にはない、独特の技法がいくつかあります。見ただけで、「あ、水彩画だ!」と分かりますよね。

今回は、初心者に向けて、透明水彩の代表的な技法を7つ、お伝えしたいと思います。

目次

ウォッシュ(wash)

平塗りです。基本的な技法です。同じ色で、変化をつけず、ムラなく塗っていきます。

かれはかれは

簡単そうに見えて意外と難しいよ

何てことはないのですが、同じ濃度で、ムラなく塗っていくことは意外と難しいです。途中で水が多くなったりするとバックラン(カリフラワー状のシミができる)がおき、ムラができてしまいます。

筆に含ませた水が多くなりすぎないように調節しながら、手早く塗るのがコツです。

ウェット イン ウェット(wet in wet)

にじみの技法です。

たっぷりの水、もしくは水に溶いた絵具を塗って、それが乾かないうちに、また絵具をのせる。すると絵具がにじみながら広がります。これがウェットインウェットです。(ウェットオンウェットということもあります。)

描き手がコントロールするというより、偶然の要素もありますが、慣れてくると偶然性もうまく付き合えるようになってきます。この技法が一番透明水彩らしいかもしれません。アクリル絵具や不透明水彩も、にじみをつくることはできるのですが、透明水彩のようにはいきません。

絵具に含まれる顔料の粒子の大きさや、水分量、紙など、色々な要素の影響を受けるので、とても奥が深いです。

ひよこひよこ

水をコントロールするのは難しい!でも楽しい♪

水の上にウェットインウェット

じんわりとにじんで、境界がボケたように描くことができます。

絵具の上にウェットインウェット

絵具で塗った上に、さらに絵具をにじませます。1色で濃淡をつけたり、何色かにじませて複雑な色合いを表現することもできます。色々な表現をすることができる技法です。

ウェットインウェットについて詳しく解説した記事です。もっと知りたいという方はご覧ください。

枯葉庭園-水彩読本ウェットインウェット(にじみの技法)を徹底解説!http://k-garden.art/wetinwet/透明水彩の技法の中に、「ウェットインウェット」というものがあります。簡単に言ってしまうと、「にじみ」のことです。濡れたところに、絵具を垂らすと、絵具がにじみながら広がります。とても水彩らしいテクニックです。一口にウェットインウェットと言っても、色々なパターンがありますので、うまく使いこなせると表現の幅が広がります。では1つずつ解説していきます!水の上にウェットインウェットまず、紙の上に水をひいて、その水が乾く前に絵具をのせます。こんな感じです。絵具はにじんで広がっていますね。水はたっぷりだと...

重ね塗り

絵具を塗り重ねる技法のことです。ウェットオンドライということもあります。透明水彩は絵具に透明性があるため、色を塗り重ねると、下に塗った色が透けて見えます。

こちらも、透明水彩らしい技法です。

ウォッシュで塗った上に、乾いてから、さらにウォッシュすることをいいます。

葉っぱが重なった部分が、透けたように見えます

上の画像では、葉っぱの重なり合いが透けているように見えますが、これが透明水彩の重ね塗りの技法の特徴です。

①同じ色を重ね塗り

重ね塗りも同じ色を重ねるのと、別の色を重ねるのではかなり印象が違います。違った技法としてつか分けてみましょう。

まず同じ色を重ねてみます。

色が重なった部分は、色が濃くなります。同じ色を重ねて塗れば、色を変えずに濃くすることだけができます。

影の表現などにも使えますし、単純に色の濃さが足りなかったときに色を加えることができます。

ブルーを3回重ねてます2回、3回と重ねるうちに色が濃くなります②違う色を重ね塗り

今度は違う色を重ねてみます。

下に塗った色とは別の色を重ねることで、新しい色を作ることができます。

例えば青の上に黄色を重ね塗りすれば、重なった部分は緑に見えます。

ブルーの上にイエローを塗っています。重なった部分はグリーンに見えます。

うまく重ね塗りするには、先に塗ったものが、完全に乾いてから、静かに次の色を置くのがコツ。

ただ、重ね塗りがうまくいくには他にもいくつか条件があります。

かれはかれは

なかなかうまくいかないことも多いので、下の記事を読んでみてね。

重ね塗りがうまくいかない人のために、解決法を別記事で紹介しています↓

枯葉庭園-水彩読本  2 Pockets2020.07.25透明水彩、重ね塗りがうまくいかない、という人へhttps://k-garden.art/overglazefailure透明水彩の技法、重ね塗り透明水彩の技法に重ね塗りというものがあります。グレーズとも呼ばれますが、このサイトではシンプルに重ね塗り、と呼んでいます。絵具で塗って、乾いた上に、重ね塗りすることです。こんな感じですね。絵具の透明感を生かした、透明水彩らしいテクニックですね。ところが、この重ね塗り、意外とうまくいかないんです。重ね塗りがうまくいかない!上から色を塗ると、下の色が溶けてしまう💦ということ経験ありませんか?私も初心者のとき、頭をひねりました。重ね塗りは透明水彩の基本的な技法。有名作家さんの...

重ね塗りは、混色と比較されることも多いので、透明水彩における重ね塗りの役割をまとめました。

枯葉庭園-水彩読本  1 Pocket2021.07.25透明水彩の重ね塗りできること。(重ね塗りと混色の違いについても)https://k-garden.art/kasanenuri重ね塗りの技法について、備忘録も兼ねて、徹底分析してみました。最近テクニック関連の記事が多く読まれるようになりましたので、お役に立てれば嬉しいです。透明水彩での「重ね塗り」とは?透明水彩では、絵具は透明感があるので、「重ね塗り」はとても効果的なテクニックですよね。とっても水彩らしくて、きれい!透明水彩では絵具によって透明色、半透明色、不透明色、など透明度に違いがあるのですが、程度の違いはありますが、基本的にどの色も透明感があります。不透明色という表示がある色も完全に不透明ということはありませ... グラデーション

透明水彩ではウォッシュしながら、色を少しずつ変化させていく技法です。

一見簡単そうな技法に見えますが、透明水彩でグラデーションを作るのは、意外と難しいです。

大きな平筆や刷毛があった方がいいです。小さな筆では、途中で絵具が乾いてしまうので、うまくいきません。

①1色でグラデーション

グラデーションの技法も絵具を1色だけ使うのか、2色以上使うのか、で難易度も違いますし、印象も違います。

まずは1色だけで作るグラデーションの技法をご紹介します。

絵具が1色の場合は、紙の地の色を生かして、絵具の濃淡だけでグラデーションを作ります。

プルシャンブルーを使い、濃度を変えてグラデーションを作っています。

ちなみに、グラデーションはムラになりがちな絵具とムラになりにくい絵具があります。1色試してみて塗りにくいと思ったら、諦めずに別の色を試してみてください。色が明るめの色の方が綺麗にグラデーションを作りやすいです。

ちなみにこれから紹介する2色以上で作るグラデーションよりも、この1色でグラデーションの方が簡単です。まずはここから試してみてください。

②2色以上でグラデーション

今度は2色以上で色を変化させるグラデーションを作ってみます。

黄色〜ピンクで夕空を表現しています

2色のグラデーションに挑戦する場合、写真のように、黄色〜オレンジ、黄色〜ピンクがわりと簡単にできるので、最初の練習におすすめです。黄色はカドミウムイエローを使うとムラなく塗れます。

グラデーションも、中々難しい技法です。

どうしてもグラデーションにこだわる場合は、不透明水彩の方がやりやすいです。

ひよこひよこ

透明水彩ではキレイにグラデーションは練習が必要だよ。下の記事も読んでみて!!

枯葉庭園-水彩読本2020.10.31簡単そうで難しいグラデーション[透明水彩技法]https://k-garden.art/gradation今回は透明水彩でのグラデーションについてお話ししたいと思います。透明水彩でグラデーションは難しい?透明水彩で、グラデーションで塗るのは結構難しいです。そもそも透明水彩で、ムラなくウォッシュ(平塗り)というのが難しいです。透明水彩では水加減ですぐに、色が変わってしまうので、同じ調子で、広い部分を塗り広げるといことがしにくいです。濃淡でにじませたりすることが得意な分、ムラなく塗ったり、色を少しずつ変えてコントロールするということがとても難しい!そして透明水彩の場合、やり直しが効かない!逆にウォッ... リフティング

リフティングは塗ったところの色をふきとる技法です。

透明水彩の技法というと「塗る」ことばかりに気を取られがちですが、この「拭き取る」技法もなかなか奥が深く、表現の幅を広げてくれるので、おすすめです。

絵具が乾いたあとに、濡らした筆、スポンジや、ティッシュ、綿棒などでふきとります。

雲はふきとりで表現しています

絵具がまだ濡れているうちに、綿棒やティッシュ、乾いた筆で、吸い取って色を取ると、ソフトなハイライトになります。

ぶどうのハイライトは絵具が半乾きの状態でふきとっています

私はやったことがないのですが、紙やすりやナイフで削りとることもできるようです。

リフティングは、失敗したところを修正したり、部分的に明るくするときに使います。

ですが、使い方次第で、色々な表現ができます。

もちろん、ハイライトを白い絵の具で描いてもいいのです。でもリフティングで、絵具を取って作ったハイライトは、とても透明水彩らしい柔らかさがあり、私はとても好きです。

かれはかれは

色々な可能性のある技法だよ♪

水彩紙によってリフティングをしやすい紙、しにくい紙があります。

水彩紙の持つ特徴の中でも「リフティングで色を抜きやすい」と「重ね塗りしやすい」の要素は両立しにくいです。リフティングのしやすい水彩紙は、重ね塗りがあまり得意ではなく、重ね塗りがしっかりできる水彩紙は、リフティングで色を抜きにくいのです。どちらを重視するかは、描き手次第でしょう。

また絵具によっても、使われている顔料によって、染みつくものと染みつかないものがあるので、リフティングのしやすさは変わってきます。

ひよこひよこ

紙、絵具、によって違うんだねえ

ドライブラシ

乾いた筆に絵具をつけて、こする技法です。

荒々しく、力強いタッチにしたいとき、使います。ウェットインウェットのような、水をたっぷり使った技法とは対照的な技法です。

地面や石など、ゴツゴツしたものを表現したり、髪の毛の流れや、草、動物の毛並みなど、ドライブラシで色々なものが表現できるので、試してみてください。

私は、岩や木の幹、古い建物など、ちょっとゴツゴツしたものを表現するとき、使っています。

ドライブラシは主に、「ふさふさ」「ゴツゴツ」「パサパサ」など、質感の表現に向いている技法です。筆の動かし方によっても、表現できるものは変わってきます。

ドライブラシは質感の表現に向いている ひよこひよこ

自然のものを描くときには便利な技法だね!

スパッタリング

筆をはじいて、紙の上に絵具を散らす技法です。

細く硬い筆だと、細かい斑点となり、太い筆ではじくと大きな飛まつになります。歯ブラシに絵具をつけて、指ではじくと、さらに細かい飛沫になります。

スプレーボトルやエアブラシに絵具を入れて吹き付けるやり方もあるそうです(私は試したことがありません)

指ではなく、スパッタリング用の金網を使ったりすることもできます。私はよく定規のフチを使って、飛沫を飛ばしています。

飛ばす飛沫は、不透明水彩の白だとこんな感じ

白の飛沫で雪を表現しています

色の絵の具だとこんな感じです。

また、マスキングインクをスパッタリングで飛ばしておいて、紙の地を白く斑点状に残すこともできます。絵具の白を飛ばすのとは違った雰囲気になります。

かれはかれは

スパッタリングはとても緊張するよ

透明水彩の技法の中でも、特に偶然性が高い技法で、飛ばした飛沫が、思いもよらないところへ飛ぶことがあるからです。

透明水彩はやり直しが効かないので、最後のスパッタリングはいつも慎重にやっています。

枯葉庭園-水彩読本2021.06.07透明水彩でスパッタリングhttps://k-garden.art/sputteringスパッタリングは、絵具の飛沫を飛ばす技法のことです。色々ある技法の中でも、特に偶然性が高いので、思わぬ仕上がりになってしまうこともありますが、画面の中に勢いや迫力をうむことができるので、うまく取り入れられると強力なツールになります。スパッタリングとはスパッタリングは飛沫を飛ばす方法です。広くいえば、エアブラシなどもスパッタリングの一種だと思いますが、ここで紹介するのは主に筆から飛沫を飛ばす技法です。スパッタリングは、透明水彩だけの技法、というわけではありませんが、水を使う画材と相性がよく、透... 最後に

いかがでしたか?

透明水彩には魅力的な技法がたくさんあります。

他にもあるのですが、今回は代表的なものだけを集めてみました。

ひよこひよこ

最初はどれも意外とむずかしい!

かれはかれは

焦らず、ちょっとずつ練習してみてね

最初は水加減が難しいので、キレイにムラなく塗るのも難しかったりします。

塗り方のコツはこちらにもまとめています↓

枯葉庭園-水彩読本  1 Pocket水彩境界を出さずに塗る方法(水彩できれいに塗るコツ)http://k-garden.art/edge/今回は透明水彩の塗り方についての記事です。Twitterで質問を募集していますが、その中で「水彩境界を出さずにきれいに塗る方法」ついての質問がありましたので、詳しく解説したいと思います。水彩境界とは絵具が乾くと、塗ったところのふちに絵具が溜まって、ふちどりのようになっていることがあります。ふちに絵具が溜まってふちどりみたいこの現象を「水彩境界」と呼んだりしています。「エッジ」という言い方の方が一般的かもしれません。「水彩境界」はもともとデジタルツールの用語らしいのですが、透明水彩でも浸透している言葉...

コツは筆に水をつけすぎないことです。タオルなどで水の量を調整して、かすれないけれど、しっかり、色がのるくらいの濃度だとちょうどいいです。

今回は代表的なものだけ集めましたが、透明水彩のテクニックはもっとたくさんあります。この記事は他の技法も紹介しています↓

枯葉庭園-水彩読本2020.12.23もっと知りたい!透明水彩のテクニックhttps://k-garden.art/suisai-technic今回は備忘録も兼ねて、透明水彩でよく使われるテクニック(技法)をまとめたいと思います。透明水彩独特のものもあれば、他の画材でできるようなものもあります。透明水彩が苦手とするのは、均一な塗りです。同じ色でムラなく塗ったり、グラデーションをかけたりするのは難しいです。逆ににじませたり、重ねたりするのはとても透明水彩が得意な技法です。では1つずつ見ていきたいと思います。ウォッシュ ムラなく塗りつぶす、平塗りの技法。シンプルだけど、透明水彩では、ムラなく塗るのは意外と難しいです。絵具や、紙によっても...

その他の詳しいテクニック↓

枯葉庭園-水彩読本2020.10.31簡単そうで難しいグラデーション[透明水彩技法]https://k-garden.art/gradation今回は透明水彩でのグラデーションについてお話ししたいと思います。透明水彩でグラデーションは難しい?透明水彩で、グラデーションで塗るのは結構難しいです。そもそも透明水彩で、ムラなくウォッシュ(平塗り)というのが難しいです。透明水彩では水加減ですぐに、色が変わってしまうので、同じ調子で、広い部分を塗り広げるといことがしにくいです。濃淡でにじませたりすることが得意な分、ムラなく塗ったり、色を少しずつ変えてコントロールするということがとても難しい!そして透明水彩の場合、やり直しが効かない!逆にウォッ... 枯葉庭園-水彩読本  2 Pockets2020.07.25透明水彩、重ね塗りがうまくいかない、という人へhttps://k-garden.art/overglazefailure透明水彩の技法、重ね塗り透明水彩の技法に重ね塗りというものがあります。グレーズとも呼ばれますが、このサイトではシンプルに重ね塗り、と呼んでいます。絵具で塗って、乾いた上に、重ね塗りすることです。こんな感じですね。絵具の透明感を生かした、透明水彩らしいテクニックですね。ところが、この重ね塗り、意外とうまくいかないんです。重ね塗りがうまくいかない!上から色を塗ると、下の色が溶けてしまう💦ということ経験ありませんか?私も初心者のとき、頭をひねりました。重ね塗りは透明水彩の基本的な技法。有名作家さんの... 枯葉庭園-水彩読本2020.09.23ウェットインウェット(にじみの技法)を徹底解説!https://k-garden.art/wetinwet透明水彩の技法の中に、「ウェットインウェット」というものがあります。簡単に言ってしまうと、「にじみ」のことです。濡れたところに、絵具を垂らすと、絵具がにじみながら広がります。とても水彩らしいテクニックです。一口にウェットインウェットと言っても、色々なパターンがありますので、うまく使いこなせると表現の幅が広がります。では1つずつ解説していきます!水の上にウェットインウェットまず、紙の上に水をひいて、その水が乾く前に絵具をのせます。こんな感じです。絵具はにじんで広がっていますね。水はたっぷりだと... 枯葉庭園-水彩読本  1 Pocket2020.07.17[透明水彩]混色のきほん(初心者必見)https://k-garden.art/mixcolor今回は透明水彩の混色のやり方について詳しく説明します。簡単なようで奥が深い、混色。使いこなすのは結構難しい。初心者でない方もぜひ読んでいただきたいな〜と思っています!大切な混色のテクニック透明水彩で一番大事なテクニックってなんだと思いますか?ウェットインウェット?ウォッシュ?いえいえ、混色です!混色!?混色くらいできるよ〜という方もどうぞお付き合いください。意外に混色は奥が深いのよ透明水彩に限らないですけど、絵具を扱うとき一番大切なのは混色です。絵具は全ての色がそろっているわけではないので、...


【本文地址】

公司简介

联系我们

今日新闻

    推荐新闻

    专题文章
      CopyRight 2018-2019 实验室设备网 版权所有