ミクニが中国子会社「成都三国」を解散、中国生産拠点再編で 企業不況

東証プライム上場でキャブレターなど自動車部品製造の「ミクニ」は、100%出資子会社の「成都三国機械電子」（中国・四川省）を解散および清算すると発表しました。

1994年に設立の同子会社は、四輪車用バキュームポンプや二輪車用スロットルボデー・キャブレターの製造販売を主力に事業を展開していました。

しかし、中国の法令に基づく30年間の土地使用期間が満了することから、生産機能を他の子会社に移転するとともに、成都三国の解散を決定したようです。

今後は、退職加算金などの経済補償金を支払い清算手続に入る一方、人員の配置転換も進める方針です。

中国生産拠点の再編に伴う子会社の解散に関するお知らせ ：ミクニ