最後の最後にジャムは焦げた｜ごきげんママ♡｜note

昨日は野球観戦で日本中がフィーバーしていて、頭の中が田渕選手と掛布選手時代で止まっている私ですらテレビの前に釘付けになった。

野球というスポーツはサッカーなどと比べて道具もたくさん必要でルールが複雑怪奇なもので、昭和の時代の娯楽が少なかった頃はゴールデンタイムには阪神巨人などのカードをテレビで見るのが国民的過ごし方だったのに比べ、今の多様性の時代にはファン層が限られているように個人的に考察している。なぜって娘たちは見向きもしなくてルールも知らないから。

どの程度難しいか、ルールを説明しようとして痛感する。なぜボールが四つ続くと一塁まで歩けるのか、どうしてファールはツーストライク後のみノーカウントになるのか、などこちらとしては呼吸するように習得したルールを言葉で説明するのには骨が折れた。結局満足いく説明はできず、ママってなんでも知ってるんだ〜みたいな結論で終わった。そんなこともないんだけどね。

野球放送を見ると決めたら在宅。在宅すると机に鎮座していた柑橘類が目に入る。今日だな、この子たちを料理するのは。

パンの作り方を指南したお礼に無農薬の夏みかんとレモンを頂戴したのだった。主婦は観戦しながら張り切って解体を始める。

まずは母がやっていたようにレモンのスライスを薄く広げて冷凍。固まったら重ねて良いらしい。

蜂蜜レモンチキンの下味にも利用。焼き上がりはこちら。

200℃のオーブンで40分、下に敷いたキャベツのおいしさにびっくり。

いよいよジャムとピール作り。

ジャムは皮と実の重さの60%のグラニュー糖を振りかけて浸透圧で果汁が出てくるまで放置する。

レモンと夏みかんの皮は白いところも残して食べやすい細さに切って3回茹でこぼしてから60%量の砂糖を入れて水分がなくなるまで煮て広げて冷ます。

ここまでは調子良くやっていたのに最後の最後にジャムの落とし穴…長時間火にかけても水分が減り切らず短気を起こして火を強めてほんの少し気を抜いた途端に底が焦げました。バカバカバカ。時間がここに戻ればいいのに。

テレビ観戦をしながら作ったバチか…せっかく手間暇かけたのにキャラメル様ジャムになってしまって残念。ヨーグルトにパンにおすそ分けに大活躍を期待されていたジャムよ、ああ無惨。

何事も経験ですね。まあ、侍ジャパンが優勝したことで全てを丸く収めよう、今日のところは。と慰めながらお布団に入った。

皆様もWBCを楽しまれましたか？元気が出ましたね。今日も雨に負けず良い一日を過ごしましょう。