【最新】大学生が解説。大学生におすすめのiPadはどれ？最新モデルを徹底比較！（無印、Air、Pro、mini）

大学生になって、iPadを購入したいけど、機種がいろいろあってどれを買えばいいのかわからない…

そのように思う方向けに、現在展開されているiPadの最新モデル５機種の大まかな特徴を紹介し、それぞれのモデルのメリット、デメリットについて解説していきます！

なお、筆者は現役の大学生（理系、医学部）なので、実際のところ、大学でどのモデルがどのくらい使われているかなども紹介しておきたいと思います。どのモデルが人気なのか知りたい人は参考にしてください。

今回紹介するのは、iPad（無印）(第10世代)、M2 iPad Air、M4 iPad Pro、iPad mini(第6世代)です。現在Apple Storeで販売されていない旧機種については紹介しません。ご了承ください。

長い大学生活を共にするデバイスなので、じっくり考えて買いましょう！

（記事で紹介している販売価格は「Wi-Fiモデル」の最小ストレージの販売価格です。また、円安の影響により、記事で紹介した販売価格と実際の販売価格が異なる場合があります。ご了承ください。）

最初に結論を言ってしまいますが、M2 Airを買うのが正解です。

以前は「画面サイズが11インチでいいならAir、大画面の12.9インチが欲しいならProがおすすめだよー」と紹介していましたが、新型M2 iPad Airは何と大画面の13インチモデルが新たにラインナップされたので、もはや一介の大学生がProを選ぶ理由はほとんどなくなりました。

この記事では各iPadについて詳しく比較していますが、もう正直なところAirを選べばそれでいいです。絶対満足できます。責任は取れませんが僕が保証します。悩んでる暇あったらM2 iPad AirとApple Pencil Proをさっさと買って勉強しましょう。↓購入リンク貼っときます。

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まずはiPadの相違点をまとめた表をどうぞ。最適なiPadのモデルを選ぶポイントは基本的にこの表にまとまっています。

「ステージマネージャーって何？Apple Pencilはどう違うの？」などなど、疑問を持つ方も多いと思うので、iPadを選ぶポイントについて詳しく解説していきます。

iPadを選ぶうえで一番重要なのが、画面サイズ。

無印、Air11インチ、Pro11インチは、「万能タイプ」の画面サイズ。

画面の大きさと持ち運びやすさをうまく両立しています。

勉強はもちろん、漫画やYoutubeなどにもちょうどいい画面サイズです。

もしiPadの画面サイズで悩んでいるなら、この「万能サイズ」のiPadを選ぶことをおすすめします。

僕の大学でも7割の人がこの「万能サイズ」のiPadを購入しています。

Air13インチ、Pro13インチは、「画面サイズ特化タイプ」。

画面の大きさはiPad最大で、2画面表示（2つのアプリを同時に表示させること）にした時もスムーズに作業することができます。

多少持ち運びに苦労しても、勉強をがっつり行いたい！という人は、このモデルを買いましょう。

僕の大学では3割くらいの人がこのサイズのiPadを購入しています。ちなみに僕は以前11インチiPad Proを購入した後、より大きい画面を求めて12.9インチのiPad Proを購入しました。

miniは、「持ち運び特化タイプ」。

本体サイズはiPad最小で、iPadをスマホに近い感覚で持ち運ぶことができます。

白衣のポケットにもぴったり入るサイズなので、実験中や実習中にiPadを使いたい人にはおすすめです。

ただし、画面サイズが小さいので2画面表示には向いていません。

普段の勉強のためのメインiPadとして使うのではなく、サブiPadとして使うにはおすすめです。

僕の大学では、病院実習が本格的に始まる5年生の段階で購入する人が多いです。

↓画面サイズの比較はこちらの記事がわかりやすいかと思います。合わせて読んでみてください。

iPadを購入する際は、リフレッシュレートにも気を付けましょう。

リフレッシュレートとは、いわば「画面のヌルヌル具合を表したもの」で、この値が大きいほど、画面をスクロールなどした時に、画面がより滑らかに動きます。

iPad Pro(11/13インチ)は、120Hzリフレッシュレートを搭載。

他のiPad(60Hz)より2倍画面が滑らかに動きます。

「画面が滑らかに動くとそんなにいいものなの？」と思うかもしれませんが、一度このヌルヌルディスプレイを体験すると、もう他のiPadには戻れなくなります。ページをめくる時の快適性がグッと上がります。

とにかく勉強を極限まで快適にしたい人は、iPad Proを購入するのがおすすめです。もちろん60HzリフレッシュレートであるiPad Airでも十分快適に勉強できます。

こちらはApple純正アクセサリの対応表です。iPadによって、対応アクセサリーにも違いがあります。

Appleさんがわかりやすく（？）4つあるApple Pencilの細かな違いについてまとめていたので、そのまま貼ってみました。（そもそも4種類もApple Pencilをつくるなよ・・・）

結論から言うと、Apple Pencil(第2世代)とApple Pencil Proが勉強にはおすすめです。理由はダブルタップ機能に対応しているから。これに尽きます。

勉強の際にペンと消しゴムを切り替えることがよくあるのですが、ダブルタップ機能があればペンと消しゴムを素早く切り替えることができます。この機能に対応しているApple Pencilは今のところこの2種類だけです。

もはや必須機能と呼べるほど、勉強の際に非常に便利な機能なので、この2種類のApple Pencilに対応したiPadを選ぶことを強くお勧めします。

イラストを描く方にはさまざまな機能が搭載されたApple Pencil Proがおすすめです。

Apple Pencil（第1世代）は、無印iPadのみに対応。

ペンとして十分使えますが、充電の際は、Apple Pencilからキャップを取り外し、iPadの充電端子にお尻の部分を指すという手間が発生します。

第２世代と比べると、充電は正直いって面倒です。充電するために外すキャップもなくしやすいです。

必須とも呼べるダブルタップ機能がないので正直買うのはおすすめしません。他のApple Pencilをお選びください。

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他のiPadに対応したApple Pencil（第２世代）は、第１世代の完全進化系。

充電の際はiPadの側面に磁石でパチッとくっつけるだけで、充電することができます。

さらに、持ち手の部分をダブルタップするだけで、消しゴムと鉛筆を瞬時に切り替えることができます。

勉強をより効率よくしたいなら、第２世代のApple Pencilに対応したiPadを選択しましょう。

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Apple Pencil（USB-C）は、第2世代の廉価版。

充電はUSB-Cケーブルによって充電することができます。

ダブルタップ機能はなし。圧力検知機能はなし。

必須とも呼べるダブルタップ機能がないので正直買うのはおすすめしません。他のApple Pencilをお選びください。

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Apple Pencil Proは、4種類のApple Pencilの中で最強モデル。

第二世代のApple Pencilの機能に加え、「バレルロール」「触覚フィードバック」「ホバー」などの新機能に対応しています。

この新機能は勉強むけの機能というよりは、イラスト向けの機能です。イラストをよく描く人にはApple Pencil Proがおすすめです。

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Smart Keyboard Folioは無印iPadに対応。

トラックパッドとファンクションキーがついており、本格的なキーボードとして使うことができます。キーボード部分を取り外せばスタンドにもなるという優れもの。

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Magic Keyboardは、iPad Airに対応。

トラックパッドが付いていてiPadをパソコンのように使うことができます。ただしファンクションキーはついておりません。iPadの角度も一定の範囲内で自由に変更可能。さらに、USB-Cポートも搭載。

ただし、11インチ用が約600g、12.9インチ用が約700gとかなり重いです。値段もかなりお高め。

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M4 iPad Pro用Magic Keyboardは、M4 iPad Proに対応。

先ほどのMagic Keyboardにファンクションキーが搭載されたバージョンです。

パームレストはアルミ製となっておりより高級感が味わえます。

さらにiPadをパソコンライクに使用することができますが、値段はお高め。

重量もさらに重いです。

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iPad miniは残念ながらSmart Keyboard FolioにもMagic Keyboardにも対応しません。本体サイズが小さいのでここは仕方ないですね。

チップとは、いわばiPadの「脳みそ」に当たる部分で、ここが高性能であればあるほど、できることも増えていきます。

無印iPadは、iPhone 12 Proと同じA14 Bionicを搭載。

ノート作成や動画鑑賞はもちろん、様々なゲームもストレスを感じることなくプレイできます。ただし、「原神」など負荷の重いゲームをするには少し非力かもしれません。

iPad miniは、iPhone 13 Proと同じA15 Bionicを搭載。

A13 Bionicチップよりさらに高性能なので、無印iPadよりさらに負荷のかかる作業を快適に行うことができます。

iPad AirはM2チップを搭載。

負荷の重いゲームはもちろん、4K動画編集などさらに負荷のかかる作業も難なくこなせます。

iPad ProはM4チップを搭載。

M2チップよりさらに高速なのがM4チップです。CPU性能はM2チップより50%高速化、GPU性能に至っては4倍高速化しています。

3Dソフトやゲームを極限まで快適にしたいならM4 iPad Proがおすすめです。

さらに、M2 iPad Air、M4 iPad Proは、「ステージマネージャ」機能に対応。

これはパソコンのように、アプリのウィンドウのサイズを自由に変更して、さらにウィンドウを重ねることができる機能です。タップするだけでウィンドウを切り替えることができ、よりiPadの画面を効率的に使うことができます。

他のiPadでは２画面表示の際、一方のウィンドウを大きくするともう一つのウィンドウが小さくなってしまいます。

ステージマネージャを使用すれば2つのウィンドウを大きくしたままウィンドウを重ねることができるので、いちいちウィンドウを大きくする手間がありません。

ステージマネージャは勉強の際に必須とも呼べる機能です。ステージマネージャを体験すると他のiPadには戻れません。強くiPad Air、iPad Proをおすすめします。

また、他の外部モニターにiPad本体の画面とは別の画面を移すことも可能です。

（他のiPadでは、外部モニターに接続しても、iPadと同じ画面しか移せません。）

iPadをよりパソコンのように使いたいのであれば、Air、Proを購入しましょう。

それでは、iPadを選ぶポイントについて一通り紹介したので、各機種の特徴、メリット、デメリットについて解説していきます！

特徴

最も安いiPad。大学では３割くらいの人が無印。

10.9インチ。A14 Bionic。64/256GBストレージ。充電はUSB-C。Touch ID（指紋認証）。Apple Pencil（第一世代）、Apple Pencil(USB-C)とSmart Keyboard Folioに対応。厚さ7mm/重量477g(Wi-Fiモデル）。

メリット

・現状iPadの最新モデルで最も安価なiPad。

・安いのに、ペンとキーボードが使える。

・CPUの性能はiPhone 12世代に相当。

デメリット

・Apple Pencil(第２世代)、Magic Keyboardなど、Proで使えるアクセサリが使えない。

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特徴

コスパにすぐれた、一番おすすめできるiPad。大学では4割くらいの人がAir。

11インチ、13インチ。M2。128GB~1TB。USB-C。Apple Pencil(第２世代)とMagic Keyboardに対応。Touch ID(指紋認証)。11インチは厚さ6.1mm/462g、13インチは厚さ6.1mm/617g。

メリット

・チップは１世代前のM2 iPad Proと同じ。動画編集もサクサクできる。

・4色の豊富なカラーから選べる。（Proは２色しかない）

・Apple Pencil(第２世代)、Apple Pencil Pro、Magic Keyboardなど、Proとほぼ同じアクセサリが使える。

デメリット

・M4 iPad Pro用Magic Keyboardは使えない。

・リフレッシュレートは60Hz。（iPad Proは120Hz）

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特徴

ハイパフォーマンスiPad。大学では3割くらいの人がPro。僕はProを使っています。

11インチ、13インチ。M4。256GB~2TB。8/16GBメモリ。Thunderbolt/USB4対応のUSB-C。120Hzリフレッシュレート。Tandem OLED。Face ID（顔認証）。Apple Pencil(第２世代)、Apple Pencil ProとMagic Keyboardに対応。クアッドスピーカー。11インチは5.3mm/444g、13インチは5.1mm/579g。

メリット

・CPUは一世代前のiPad Proより50％高速、GPUは4倍高速。

・Tandem OLED搭載でより美しい画面に。

・他のiPadより画面が２倍ヌルヌル動く。（一度ハマると抜け出せません）

・スピーカーが４つ。さらに迫力のある音響を楽しめる。

・2TBなど大容量ストレージもえらべる。

・Apple Pencil(第２世代)、Apple Pencil Pro、M4iPad用Magic Keyboardなどが使える。

デメリット

・値段が高い。

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特徴

ちっちゃいiPad。白衣のポケットにちょうど入るので、大学では病院実習が始まる学年以降の人は持っている人が多いです。医学部以外だと使用率は少ないかも？

8.3インチ。A15。64/256GB。USB-C。Touch ID(指紋認証)。Apple Pencil(第2世代)に対応。6.3mm/293g。

メリット

・想像以上にちっちゃくて軽いです。タブレットというよりデカいスマホ感覚でとても使いやすい。

・白衣のポケットに入る。（理系はコレ大事。）

デメリット

・さすがに小さすぎて普段の勉強用には向かない。

・小さいけど無印より値段が2万円高い。

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今回紹介した5機種をざっとまとめると、

iPad(無印)→最安iPad！対応しているApple Pencilはおすすめできないけど他社製のワイヤレスペンを使えばOK！

↓Airにすれば・・・

iPad Air→オールスクリーン！高性能なM2チップを搭載！Apple Pencil(第2世代)が使える！Magic Keyboardが使える！

↓Proにすれば・・・

iPad Pro→ 画面がヌルヌルに！M2がM4にパワーアップ！スピーカーが4つに！画面が綺麗！でも高価！

↓miniにすれば・・・

iPad mini→ちっちゃいiPad！気兼ねなく持ち運べる！Apple Pencil(第2世代)が使える！処理能力もまずまず！でも画面ちっちゃくてガチ勉強はできない！

こんな感じになります。

まとめとしては、とにかく安く済ませたいならiPad(無印)、コスパを求めるならiPad Air、快適な作業環境を手に入れたいならiPad Pro、すでにiPadを持っていてサブのiPadが欲しいならiPad miniをおすすめします。

ぜひ大学生活楽しんでください！

iPadを購入する際は、Wi-Fiモデル、ストレージが128GB以上のモデルを選択しましょう。

まずは「Wi-Fiモデル」について。

iPadにはWi-Fiに接続することでインターネットに接続できる「Wi-Fiモデル」と、SIMカードをiPadに挿入すればWi-Fiがなくてもインターネットに接続できる「Wi-Fi+Cellularモデル」の２つがあります。

「Wi-Fi+Cellularモデル」は「Wi-Fiモデル」よりも22000円ほど高くなっています。

大学内なら通常Wi-Fi環境は完備されていますし、もしWi-Fiがなくても、iPhoneの「インターネット共有」機能を使用すればiPadをインターネットに接続することができます。

ぶっちゃけ「Wi-Fi+Cellularモデル」を購入するのはお金の無駄なので、「Wi-Fiモデル」を購入しましょう。

そしてストレージについて。

iPadには64GBのストレージを採用した安価なモデルが存在します。

ただし、iPadはOSやシステムの情報だけで32GBも使用しています。

さらに、大学生がよく使うノートアプリ「GoodNotes」「OneNote」だけでも、4年間ほど使用すれば、大量のノート、講義資料のデータにより30GBほど使用します。

64GBだと絶対あとでストレージ不足に陥るので、最低128GB以上のストレージのものを購入しましょう。

ちなみに僕のiPadは2年間の使用で100GBほど使用しています。（この内、ノートや講義資料のデータは16GBです。）