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![]() ここでは,中学生が覚えておくべき化学式についてまとめます. また,理科を得意教科にしたい方ように少し難しい化学式も載せました. 原子の種類は,元素記号で表すことができます. そして,物質は「化学式」で表すことができます. まず,元素記号を覚えていない方はこちらの記事から復習してください. ![]() ひろまる先生@講師→製薬会社(@hiromaru_note)がシェアした投稿 化学式は,物質がどのような元素でできているのかを表したものです. 例えば,水分子は,水素原子2つと酸素原子1つが結びついてできています. 他には,呼吸で吸っている酸素分子は酸素原子2つが結びついてできています. 覚えておきたい化学式まとめ覚えていたら有利な化学式一覧化学式を表すルール化学反応式をつくる準備:2H,H2,2H2の違いを理解する2HとはH2とは2H2とは 覚えておきたい化学式まとめ![]() まず,高校入試において覚えておきたい化学式一覧です. 覚えておきたい化学式一覧 水素H2酸素O2二酸化炭素CO2窒素N2アンモニアNH4塩酸(塩化水素)塩酸は液体,塩化水素は気体HCl硫酸H2SO4塩化ナトリウムNaCl水酸化ナトリウムNaOH水酸化カルシウムCa(OH)2水酸化バリウムBa(OH)2炭酸水素ナトリウムNaHCO3炭酸ナトリウムNa2CO3銅Cu酸化銅CuO硫化銅CuS塩化銅CuCl2マグネシウムMg酸化マグネシウムMgO銀Ag酸化銀Ag2O鉄Fe硫化鉄FeS亜鉛Zn 覚えていたら有利な化学式一覧![]() 次に,覚えていたら有利な化学式一覧です. 偏差値が高い高校では,これらの化学式が問われる場合があります. 塩素Cl2硫化水素H2S一酸化炭素CO過酸化水素H2O2酢酸CH3COOH蟻酸HCOOH炭酸H2CO3炭酸カルシウムCaCO3硫酸銅CuSO4硫酸亜鉛ZnSO4塩化カルシウムCaCl2塩化アンモニウムNH4Cl二酸化ケイ素SiO2メタンCH4オゾンO3 化学式を表すルール![]() では,実際に,どのようにして化学式をつくるのかを見ていきましょう. 例えば,水分子は,水素原子2つと酸素原子1つでできています. ↑これは覚えるしかありません. 水素原子と酸素原子を元素記号で表すと,HOHとなります. 水素原子は2つあるので,もう少し簡単にH2O1としましょう. 結合している場合は,右下に小さく書くのがポイントです. そして,数学と同じように,「1」は省略することができるので, HOHはH2O1となり,最終的に水分子の化学式は「H2O」となります. 化学反応式をつくる準備:2H,H2,2H2の違いを理解する![]() 今後,化学式を使って,化学反応式をつくっていくことになります. そこで,勘違いしやすい,「2H」,「H2」,「2H2」の違いについて理解しておきましょう. 2Hとはまず,2Hとは何を意味するのか? それは,H原子(水素原子)が2つある状態です. それぞれのH原子は,はなれています. 2Hとは H原子が2つある.それぞれのH原子ははなれている. H2とは次に,H2は何を意味するのか? それは,H原子が2つ結合している状態です. H2とは H原子が2つ結合している. 2H2とはでは最後に,2H2とは何を意味するのか? それは,H原子が2つ結合したものが2つある状態です. 2H2とは H原子が2つ結合したものが2つある.いかがでしたか? 多いと感じた方もいると思います. でも,覚えるだけで点数が取れるので,確実に覚えるようにしてください. 目でみて,声に出して,書いて覚えてください. また,化学式用の単語カードを作るのも良いアイデアですね. |
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