ロロノア・ゾロ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

ロロノア・ゾロとは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団の剣士。最初に麦わら海賊団に加入したメンバーであり、『ONE PIECE』という作品の中でも古参のキャラクターである。ルフィの最初の仲間であるため副船長と度々間違われるが、公式では副船長という設定は明言されていない。緑色の髪の毛にピアス、腹巻きが特徴。新世界編に入ってからは左目に負った傷がトレードマークとなった。戦闘時は頭に巻く黒い手ぬぐいも巻くのもお決まりである。

ストイックな性格をしており、「世界一の大剣豪になる」という夢を叶えるために日夜努力を惜しまない。船上では常にトレーニングか昼寝。戦闘では最前線に立ち、敵組織の剣の使い手と戦闘になることが多い。常に強者との戦いを望んでおり、もともと好戦的な性格であることもあって、相手が格上だと評価されていても自ら挑む傾向がある。その度に視線を超え剣士として成長を遂げている。

三本の刀を操る三刀流剣技の使い手。主な技は刀を三本使う三刀流だが、場面によって居合、一刀流、二刀流などさまざまな剣技を使い分ける。覇気は武装色に特化していたが、ワノ国編の百獣海賊団の大幹部・”大看板”キング／アルベルとの戦闘時に覇王色にも目覚めたような描写がある。ルフィの片腕としてルフィを海賊王にするために、そして自分の夢を叶えるために強敵と戦い、仲間と共に大冒険をする。

異名：海賊狩りのゾロ肩書き：最悪の世代所属：賞金稼ぎ → 麦わらの一味戦闘員（剣士）、麦わら大船団所属船：ゴーイング・メリー号 → サウザンド・サニー号懸賞金：6000万ベリー（Mr.1撃破後） → 1億2000万ベリー（司法島崩壊後） → 3億2000万ベリー（ドフラミンゴ討伐後）→ 11億1100万ベリー（ワノ国編終了後）出身地：東の海 シモツキ村夢：世界一の剣豪になる事年齢：19歳 → 21歳誕生日：11月11日（侍・士でゾロ目）身長：178cm（第1章・超新星編） → 181cm（第2章・新世界編）星座：さそり座血液型：XF型好きな食べ物：白米、海獣の肉、酒に合う物嫌いな食べ物：チョコ（甘すぎる）覇気：武装色、見聞色得意料理：刺身趣味：修行、酒好きな島と季節：秋島の秋入浴頻度：週に1回就寝・起床時間：午前4時 - 午前7時（+昼寝）イメージ動物：サメイメージナンバー：02イメージカラー：緑ニオイ（チョッパー談）：鉄のニオイ家族に例えると：長男イメージ国：日本都道府県に例えると：北海道職業に就いていたとしたら：警官イメージ花：アザミ、フジ一人称：おれ武器：大業物「和道一文字」、業物「三代鬼徹」、良業物「雪走」（ローグタウン編〜エニエス・ロビー編まで）、大業物「秋水」、大業物「閻魔」イメージマーク：後ろの骨が刀で、頭に手拭いを被り刀を咥えたドクロ弱点：方向音痴、女性（特にナミとたしぎ）、約束に囚われる、所構わず寝てしまう

CV：中井和哉

麦わらの一味の三刀流の剣士。緑の髪にピアス、腹巻きが特徴。『新世界編』以降では、左目に傷を負って隻眼になっている。ルフィの最初の仲間であり、副船長的な立場にある。『世界一の剣豪』になる事が夢。

緑色の短髪、右耳のピアス、腹巻きがトレードマーク。『新世界編』以降では左目に傷を負い、隻眼になっている。左腕には黒い手ぬぐいを巻いており、戦闘時のここ一番に頭に巻く。基本的には、白いラクダシャツに黒いパンツにブーツ（東の海、偉大なる航路編）、緑の着物のようなロングコートに黒いパンツとブーツ（新世界編）といった服装だが、土地毎に様々な服を着用している。

『バラティエ編』でのミホークとの戦いにより、胸部から腹部にかけて大きな傷を負っている。

武士道精神溢れる人物であり、『背中の傷は剣士の恥』と言いながら敵の攻撃を正面から受けるなど、自身の命よりも誇りを重要視している。『世界一の剣豪』を目指しており、その為に日夜訓練に励む。道理から外れる事を嫌い、ウソップが一度一味を脱退した時には謝罪をしなければ復帰を許そうとしなかった。ルフィが謝罪もなく復帰を認めた場合には、自分が一味を抜けると宣言していた。

基本的に冷静沈着であり、他の船員とは違って一歩引いた所から静観している事が多い。仲間と馴れ合う事は少ないが、決して不仲なわけではない。ただし、サンジとは明確に不仲であり、よく喧嘩している。サンジの名前を呼んだ事はこれまで一度もない。

大の酒好きであり、宴の時でも食事よりも酒を飲んでいる場面を描写される事が多い。とんでもない方向音痴であり、向かうべき場所が明確であるにも関わらず、真逆に走り出すことが多々ある。初登場時すでに『海賊狩り』として名を馳せていたゾロだが、海賊を狙っていたわけではなく、故郷であるシモツキ村の場所が分からず、暮らしていく為に賞金首を倒していくうちにその異名が付けられた。

両手と口に咥えた刀を使って戦う三刀流の剣士。子供の頃から大人を凌駕する剣の腕前を持っていた。強力すぎるゾロの斬撃は飛び、離れた場所にある物も斬る事が可能。『アラバスタ王国編』では、鉄を斬る事も可能にした。

腕力も凄まじく、常人では押しつぶされるような瓦礫を持ち上げている。また。肉体的にも、精神的にもとてつもない頑丈さを誇る。『スリラーバーク編』では、王下七武海の1人であるバーソロミュー・くまとの取引により、ルフィが受けていたダメージを受け入れるように命じられる。その時、くまは「ただでさえ死にそうなお前がこれに耐えきる事は不可能。死に至る。」と言い切っていたが、ゾロはその苦痛を乗り切っている。

武装色と見聞色の覇気を使用できる。武装色の覇気を刀に纏わせると、刀が黒刀へと変わる。その状態での斬撃は段違いに強力で、『ドレスローザ編』では町ほどにもある巨大な岩を両断している。見聞色の覇気を使うと、敵の気配を察知する事が可能となっている。

拵：白塗鞘太刀拵、直刃、柄は白

『大業物21工』に位する刀。ゾロの幼馴染であるくいなの形見の刀。くいなの父親であるコウシロウから譲り受けた。戦いの際には口に咥えている。白を基調とする直刃の刀。世界一の剣豪ジュラキュール・ミホークと戦った時、ゾロは使用した刀を折られたが、この刀だけは折れる事がなかった。作者はワノ国の名工・霜月コウ三郎。

拵：赤拵・乱れ刃

『業物』に位する刀。持ち主が非業の死を遂げるという妖刀『鬼徹』の三代目。初代鬼徹は『最上大業物12工』、二代鬼徹は『大業物21工』に位している。東の海の『ローグタウン』の刀屋にあり、妖刀である為に5万ベリーという破格の安値で売り出されていた。しかし、店主のいっぽんマツは自身が売った刀で人が死ぬ事を恐れ、刀を売り渋る。そこでゾロは鬼徹を投げて自身の腕を差し出し、妖刀の呪いと自身の運のどちらが強いか試した。鬼徹はゾロの腕を傷つける事なく地面に突き刺さり、ゾロは鬼徹が自身を傷つけない事を証明した。それによりいっぽんマツから三代鬼徹を託された。とてつもない斬れ味を誇っており、石斧さえも難なく斬る。そのデタラメな斬れ味にゾロは「問題児」と評した。作者はワノ国の刀鍛冶・天狗山飛徹。

和道一文字と同じく『大業物21工』に位する刀。ゾロが『ワノ国』で手に入れた。元は海賊王『ゴール・D・ロジャー』率いる『ロジャー海賊団』の船員であり、『光月家（ポーネグリフを作った一族）』の当主である『光月おでん』が所持していた刀。おでん亡き後、娘の光月日和に託されており、日和からゾロの手に渡った。四皇・カイドウに傷をつけた伝説の刀である。

持ち主の覇気を強制的に吸い取って放出する力がある。ゾロが試し斬りをした時には、木を斬るつもりが海岸を斬り裂いた。力がない者が持つと、あっという間に干からびてしまう。これまで閻魔を使いこなした人間は光月おでんしかいないとされていた。作者は霜月コウ三郎。コウ三郎は和道一文字の作者でもある。