【故障修理】トヨタアイシス(ZNM10)アクセル踏んでもスピードが出ない?時がある | 您所在的位置:网站首页 › p2281-21故障 › 【故障修理】トヨタアイシス(ZNM10)アクセル踏んでもスピードが出ない?時がある |
普段のメンテナンスや車検整備まで、すべて当店を ご利用頂いているお客様より、弊社担当営業に 入電があり修理のご依頼です。
どのような依頼内容かと言いますと、今朝自宅を出て 暫く走行(約20Km)していると、急にアクセルを踏んでも 思うようにスピードが出にくくなったとの事。 何とか自宅まで帰ることが出来、次の用事で 出かける頃には症状は出なくなっていた模様。でも 何だか気持ち悪いので一度診て欲しいとのご依頼。
担当者が引き取りに伺い運転するも、全くもって 異常はなし。(自動車の故障あるある!!)
走行距離は168000Km
念のため診断機を繋ぎエラーをチェックします。
入っていたエラーコードは ↓
入ってはいます・・・・が 過去のエラーコードでした。 しかし今回の不具合と十分に関連性はあるコードの 内容です。
一旦リセットし再度確認・・・やはり異常コードは出ません。 当然ながら、治ったから納車・・・と言う訳には行きません ので、じっくり試乗にて症状が再発するまで我慢。
ですが、なかなか再発しないこともよくある話です、 でも諦めずにぐっと堪えて根比べ状態はつづく・・・・
そんな試運転から帰っている時に工場が目の前に なって来た時です!! 幹線道路から会社の敷地に入ろうと右折待ちから の発進時にあれ? 発進がおかしい・・明らかに いつもの走りから大きくかけ離れたノロノロした感じ。
何とか工場へ戻り、再度エラーコードのチェック!
拾ったコードは・・・・
P0753 S1ソレノイド系統(断線)
同じエラーがでてきています。
走りが変になった理由は コンピュータがエラーを拾ったので、フェイルセーフ モードに入ったからでしょう。
判断の道筋は何となく出ているので、ここから さらに次のステップへと診断に入って行きます。
悪いであろうソレノイドS1の導通点検
基準値は560-680Ω(20℃) メーカー資料より
実測値は3.2KΩなので・・・基準値からかけ離れてます。 この日の気温は5℃ではありますが、この数字は 明らかに異常です。 内部のコイルが熱によって切れたり繋がったり するのでしょうね?
原因が確定した所で、原因及び修理内容と お見積りのご説明をさせて頂き、承諾をもらいました ので交換作業を進めて参ります。
ATF交換歴はあるのですが、50000Km以上の 走行なのでかなり汚れは溜まってます。
ストレーナーの方もこの通り。
バルブボディーを下ろしての
シフトソレノイドの交換です。 今回、もう一方のソレノイドも予防整備の観点から 交換します。
後は各部洗浄してから、外した部分を復元
何度見てもきれいな状態は気持ちが良い!
復元が終われば、あとはフルード充填。
トルコン太郎でしっかり内部も洗浄しながら ATF圧送交換も行います。
はい!綺麗に入れ替わりました。
動作確認の試運転では、長時間走行でしっかりと 最終確認と、綺麗になったATFでのダイレクトな フィーリングも味わうことが出来ました。
最後にもう一度診断機を繋いでエラーコードが無い 事と各部フルード漏れ等を確認して、作業完了です。
これでオートマのトラブルとはさよならです。
ご用命ありがとうございました。
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