【INFP（仲介者）の性格まとめ】長所・相性・あるあるなどを解説

「INFP（仲介者）ってどんな性格なんだろう？」「INFPの長所や相性がいいタイプを知りたい！」と思っている方はいませんか？

今回は、お豆腐メンタルな表現者・INFP（仲介者）の性格について詳しく解説します。

この記事を読めば、INFP（仲介者）の性格や、他のMBTIとの相性、向いている仕事などがまるっと一通り分かります。

個人的な見解を踏まえながら細かく解説しているので、ぜひ目次を使って好きな項目から読んでみてくださいね。

INFP（仲介者）は下記の4つの機能を持ち、繊細な感性を持つクリエイティブな性格です。

基本的に相手のペースに合わせるタイプなので、気疲れしやすく生きづらさを感じがち…特にINFP-Tの場合は精神的に不安定になりやすく、鬱やHSP気質が強く出やすい傾向があるでしょう。

しかし、細かなことに気が付きやすい性格が、INFPの長所になることも多々あります。小さな気遣いができたり、細部まで細やかに表現することができたり、傷つきやすい人の気持ちに深く共感することも上手です。また、目立つタイプではありませんが、類まれなる文章力や芸術センスを秘めています。

当たり障りのないようでミステリアス…独創的な世界観を持つ不思議な性格だと言えます。

INFP（仲介者）の性格の特徴として、まずメンタルが弱い部分があげられます。その他にも、人見知りが激しかったり、毒舌といった傾向があるでしょう。

秘密主義者なので、当たり障りないように見えて実はヤバい変人という特徴もあります。

ここからはそんなINFPの性格における特徴を具体的に紹介していきます。

INFPの毎日は不憫そのものです。

理不尽な受難の繰り返しに精神が病みがちで、メンタルはお豆腐を通り越して豆乳…ネガティブな上に自己主張が苦手な、打たれ弱いタイプと言えます。

イヤなことを割り切るのが苦手で、常に不満をため込みがち。身内に対しては毒舌になることから、腹黒い印象を持たれることも多いでしょう。

小さなことでも根に持ちやすく、靴の裏にこびり付いたガム並みに執念深いタイプです。

静かで無難そうに見えて、実は世界観がめちゃくちゃ濃厚です。趣味が個性的だったり、一人で急に変なダンスを踊ったり、行動が全く読めません。

まさに独創性が高い変人（不思議ちゃん）です。

INFPは自分の世界観をとても大切にしています。あまり人に知られたくないし、勝手に分かった気になられるとなんだかモヤモヤ…

その一方で、自己紹介を書くのは楽しいようです。

人見知りが激しくて、他人の目が気になってしまいがちです。２人きりならまだしも、３人以上の集団は非常に苦手で全く馴染めません。

ある程度面識がある人でも、ちょっと会わないだけで初対面みたいな反応をしてしまいます。

気疲れしやすいINFPは、一人きりでのんびり過ごす時間が必要なタイプです。

ぼーっと空想して、飽きてきたら寝るのが日課。できればずっと寝ていたいと思っています。

チームの調和を大切にするため、周りの意見に合わせて行動することが上手です。

優柔不断で自分がないと批判されるかもしれませんが、協調性が求められる場面では大いに役立つスキルだと言えます。むしろ自己主張の激しいタイプにとっては羨ましい長所かもしれませんね。

INFP（仲介者）の長所としては、まずクリエイティブな感性があげられます。それから共感力が高い点も長所のひとつです。

ここではINFPの良いところを3つ紹介します。

心が繊細なため、他人の感情に共感するのが上手です。特に内向的で傷つきやすい人の気持ちを、自分のことのように深く理解することができます。

相手に同情するあまり、赤の他人にもらい泣きすることもしばしば。共感力や傾聴力の高さは、ひとつの長所と言えるでしょう。

自覚がないかもしれませんが、とてもクリエイティブな感性の持ち主です。中でも文章力や芸術センスには光るものがあり、それぞれに個性的な才能を秘めています。

他にも、ダンスや歌などといった自己表現が得意な傾向があります。

独自性がある世界観で人を魅了することができる表現者がINFPです。

感じ方が繊細で、誰もが気にも留めないような情景からエモーショナルを見出すことができます。美的センスも高く、表現者とも呼ばれているタイプです。

今度はINFP（仲介者）の短所についても確認していきましょう。INFPの苦手な分野をざっくり言うと「ネガティブ思考」「飽きっぽい」という点です。

上手く自己主張ができずに気疲れしがちなINFPらしい短所を3つまとめました。

基本的にビビりで、プレッシャーへの耐性が皆無です。相手は全く何も考えていなくても、「絶対嫌われてる…」「急がなきゃまた怒られる…」と勝手に圧を感じてしまいます。

優しくて穏やかな人か、サバサバしていて率先力のある人となら、良いバランスが取れるでしょう。

ストレスをため込みやすく、ネガティブ思考に陥りがちです。繊細さんなので、誰も傷つかないようなところでも傷ついてしまいます。

「鬱のギリギリ手前で生きている感じ」「病院では鬱じゃなくて性格だと診断された…」という人も多いようです。

一部では努力家だとか尽くすタイプだとか紹介されていますが、プライベートはかなり雑で、めんどくさがり屋です。もともと気分のムラが激しく、無気力モードとやる気モードを10：1ぐらいの割合で行き来しています。

日記をつけてみたものの３日と経たずに飽きてしまうこともあるよう…

もう少し安定した継続力を身に付けられるといいのですが、なかなか上手くいきません。

INFP（仲介者）なら共感できるINFPあるあるを紹介します。

自分から意見することが超苦手なので、友人や上司からの頼みごとを断れません。本当は無理でも「あっ…あ…」と言っている間に押し付けられてしまいます。

頭ごなしに断ると雰囲気が悪くなって心配だと思う方は、相談する姿勢で話し合ってみましょう。角を立たせないように「私も～があるんですが、どうしましょうか？」という感じで、自分の現状を伝えてみるのもおすすめですよ。

一度嫌いになると最後、完全なる拒絶モードになってしまいます。

どれだけ仲が良かった友人でも、10年以上の付き合いがある幼なじみでも関係なし。修復は絶望的で和解する気にもなりません。

脳内お花畑のHSP気質なので、現実が辛くて仕方ありません。自己肯定感が著しく低い傾向がある反面で、自己愛はそれなりに強いために、気持ちが上下しがちです。

メンタルの高低差と繊細な心によって、あらゆる場面における生きづらさを感じてしまいます。

街中やSNSで可愛い子を見かけてると、鏡の中の自分に落胆してしまうことがあります。

普段はメイクやスキンケアで自己肯定感を保っているものの、骨格レベルの問題に立ち返るたびにやるせなさに苛まれます。そして分の全てが嫌になってしまい、定期的にどっぷりと病んでしまうのです。

流されやすく自分の意見がなさそうに見えますが、実はとても強い意思を持っています。

心に分厚い壁を持っている人も多く、無理に干渉されるのことが大嫌い。特に自分の好きなものや価値観を否定されるとイラっとします。

INFP（仲介者）は非常に奥手で、なかなか恋愛に踏み出せない傾向があります。しかし、個性的でミステリアスな魅力を持っていることから、密かに好意を持たれていることも多いタイプです。

ここからはINFPの恋愛における傾向を解説します。

超奥手で自己アピールできないことから、恋愛がなかなかできません。さらに傷つきやすく優柔不断で、「告白してフラれたら嫌だ…」と不安が勝ってしまいます。

結果として二次元のイケメンに現実逃避してしまうパターンも少なくないようです。

好きな人に対しては、自分を蔑ろにしてまで尽くしてしまいます。恋人だけに限らず、推しに対しても重課金になってしまいがち…結果として一方的な依存関係になり、浮気されたトラウマを引きずる人もいるようです。

色々な考え方がありますが、筆者は「お互いを同じだけ大切にすること」が重要だと考えています。なので、相手を虐げたり、束縛したり、自分を犠牲にすることはありません。

どうしても依存しがちで上手くいかない方は、まず自分で自分を満たすことから始めてみるといいかもしれません。

基本秘密主義なので、恋人がいる場合でもあまり公言はしません。

家族でさえ気づかないうちに婚約まで進んでいるなんてこともしばしば…意外と芯が強くてちゃっかりしてるのです。

恋愛関係に安心を求めがちなINFP（女性）は、結婚までのスピードが自然と早くなる傾向があります。中には学生時代のトラウマや苦い思い出が原因になり、結婚することが”自己肯定感を高めるためのステータス”になっている人もいるかもしれません。

その一方で、優柔不断が勝ってしまうINFP（男性）は、婚期を完全に逃すタイプ。価値観への完全な理解を求めてしまったり、将来への不安が原因となって、結婚に踏み出せないままフラれてしまうことも少なくありません。

不安定になりがちなINFPは、安定感があって頼れる相手を好きになりやすい傾向があります。

多少強引さがあっても、自分を外の世界に連れ出してくれるぐらいの人がちょうどいいようです。特にISTJやESTJとの相性が良く、お互いにとって必要不可欠な存在になることができます。

INFP（仲介者）と相性のいい性格は下記の4タイプです。

この4タイプとは、精神の深い部分に繋がりを持つことができます。そこで、恋愛や結婚などの人生のパートナーとして付き合う際に最も良い相性となります。

友達として付き合うなら、ISFP（冒険家）や、ENFJ（主人公）もおすすめです。

INFP（仲介者）と他の16タイプとの詳しい相性

相性の良さ：

白黒はっきりする２人衝突関係

ESTPは根っからの破天荒で、スリルを感じる状況が大好きです。ほどほどに知的なトークも魅力的で、いつも場の中心的存在になっています。

正反対の性格をしていることから惹かれ合いやすい関係です。

ただし、２人とも自由奔放すぎて反発してしまうこともしばしば…お互いの精神的な成熟度が高く、上手に譲り合うことができれば、とても良い関係になれるでしょう。

ESTP（起業家）の詳しい性格解説

相性の良さ：

双子みたいな２人鏡像関係

ENFPは明るく優しい性格の持ち主です。柔らかい雰囲気とユニークなアイデアで周りを楽しませてくれます。

フレンドリーな裏でちょっぴり根暗なところがあり、INFPとも価値観がマッチしやすいでしょう。基本的な考えも似通っているため、まるで双子のように感じられるかもしれませんね。

反発することが少なく、恋愛においても上手くいきやすい関係のひとつです。

ENFP（広報運動家）の詳しい性格解説

相性の良さ：

心地よく補い合う２人双対関係

ESTJは何事もテキパキこなす敏腕マネージャーです。決まりごとや約束をきっちり守るタイプで、まさに委員長的な存在と言えます。

サバサバしていて頼りがいがあり、INFPとの相性も抜群！

一般的には最も相性が悪いと言われがちですが、実は最も理想的な補完関係なんです。お互いに飽きることがなく、長く一緒に過ごすほど良い関係になれるでしょう。

ESTJ（幹部）の詳しい性格解説

相性の良さ：

何故か励まされる２人活性化関係

ISTJはとても真面目で誠実な性格の持ち主です。知的で優秀な努力家、ストイックにミッションを遂行することができます。

考え方が全く違うように見えて、意外とペースが合うでしょう。一緒にいるだけでなぜか元気になれる、不思議な関係です。

特に内向的な人を求めているINFPにおすすめのパートナーです。

ISTJ（管理者）の詳しい性格解説

相性の良さ：

ノリが似ている２人同族関係

純粋で大らかな心を持つISFP。とても優しい性格で、内向的でありながらフレンドリーなタイプです。

INFPと近い感性を持つため、お互いに共感し合えるでしょう。たまに意見が割れてしまっても、協調性が高い２人なら衝突することはほとんどありません。

友達としておすすめの相性のひとつです。

ISFP（冒険家）の詳しい性格解説

相性の良さ：

２人きりだと良い感じな２人消化関係

人の気持ちに深く共感し、誰とでも友達になれるENFJ。まさに主人公のような性格であり、無自覚な人たらしです。

上手く踏み出せないINFPを、（半ば強制的に）外の世界に連れ出してくれるでしょう。双方の欠点に気付きやすいことから、親友としてお互いを高め合うことができます。

近づきすぎたときは少し距離を置くことで、付かず離れずなバランスを保てますよ。

ENFJ（主人公）の詳しい性格解説

INFP（仲介者）の適職は、自分が興味のある分野でクリエイティブな才能を活かすことができる仕事です。また、周りに揉まれて自分を見失うことがない、安心感のある職場であることも重要でしょう。

人と接すること自体に強いストレスを感じる場合は、個人で完結できる仕事がおすすめです。

INFPは自分らしい創造力を活かせる仕事に適性が高い傾向があります。また、人をサポートすることにやりがいを感じるなら、1対1でゆっくりと対応できるカウンセラーのような職業にも向いています。

環境面では、規則が緩めで融通が利く方が働きやすいでしょう。

下記がINFPに向いてる仕事の一例です。

まずは素直にやってみたいカテゴリーに挑戦してみて、肌に合うかを確認してみるのが手っ取り早いでしょう。もしやりたいことが決まっていない場合は、在宅なら簡単な画像編集、通勤なら無資格で始められるセラピストから始めてみるのもおすすめです。

INFPはテキパキと業務をこなすことが非常に苦手です。また、自分が役立たずだと感じさせられたり、自己肯定感が下がるような仕事は避けた方がいいでしょう。

ルーティンワークが多かったり、責任やリーダーシップが伴う職業も避けるのが無難です。

下記がINFPに不向きな仕事の一例です。

特に、判断力や外向性が求められる仕事は向いていないと考えると無難でしょう。

もし今の職場で「どうしても上手くいかない」「自分がダメ人間にしか思えない」と感じるなら、思い切って転職を考えるのもひとつです。30代であってもまだ数十年働くのですから、現状のキャリアに囚われず、自分らしくいられる場所を探してみてくださいね。

この記事では、INFP（仲介者）の基本的な性格、恋愛傾向、相性、あるある、適職をまとめて紹介しました。

INFPの性格をざっくりまとめると…

「もっと深く知りたい！」と思ったら、気になる項目を選んで詳細をチェックしてみてくださいね。

INFPは独創的で芸術的な感性を持つ、ミステリアスなMBTIタイプです。ジョニー・デップ、ティム・バートン、ウィリアム・シェイクスピアなど、名だたる表現者が属していると言われています。

天性の詩人肌である一方で、周りに流されてしまいがちで燃え尽きやすいところが大きな壁になりがち…しっかり者で率先力のあるパートナーと出会うことで、より自分らしい道が見えてくるでしょう。