【Oracle】Datapump(expdp、impdp)の使い方紹介 | 您所在的位置:网站首页 › expdp的directory › 【Oracle】Datapump(expdp、impdp)の使い方紹介 |
Oracleのエクスポート、インポートで利用するDataPumpについてまとめた記事です。
基本的な部分はこれで十分抑えられると思います。
前回は経験によるトラブルシューティングの記事を書きましたが、実際の使い方の記事を書いていなかったので、今回記事にまとめてみました。
必要に応じて、追記、アップデートはしていければと思います。
もくじ 前提の設定DATAPUMP用のディレクトリオブジェクトの作成ユーザに対してディレクトリへのRead、Write権限を与えるエクスポート(expdp)モードの種類例1 フルモード例2 テーブルモードエクスポートの対象となるオブジェクトを細かく指定するフラッシュバックモードエクスポートファイルをパラレルで行うダンプファイルの作成にどのくらいの時間がかかるか、またどのくらいの容量となるか見積もりを行うBLOCKS ブロックサイズにオブジェクトのブロック数をかけて見積もりSTATISTICS 統計情報を元に見積もりますインポート(impdp)インポートしたいファイルを指定する。パラメータを指定することで、対象を絞ってインポートが可能。DB Link越しにインポートREMAP_SCHEMA export時と違うスキーマにimportするREMAP_TABLESPACE export時と違うテーブルスペースにimportするREMAP_DATAFILE export時と違うデータファイルでimportする
前提の設定 DataPumpの利用をする際の初期準備についてここでは記載しようと思います。
Oracleで、dumpファイルを出力するディレクトリに対して、ディレクトリオブジェクトの作成を行わないといけません。 DATAPUMP用のディレクトリオブジェクトの作成 CREATE DIRECTORY DATAPUMP_DIR1 AS ‘/home/oracle/oradata/datapump_dir’;
そして、ディレクトリオブジェクトを指定したら、実行したいユーザに権限を付与する必要があります。 ユーザに対してディレクトリへのRead、Write権限を与えるGRANT READ, WRITE ON DIRECTORY datapump_dir TO scott;
この2つは、セットで必要になる為、必ず実施するようにしましょう。
エクスポート(expdp) 実際、expdmpを実施する場合はこんな感じ。 (EMP表、DEPT表は一般的なサンプルです。置き換えてくださいね。) $ expdp scott/tiger tables=emp,dept directory=datapump_dir
モードの種類 モード 説明 パラメータ フル DB全体 FULL=y スキーマ 指定したスキーマ全体 SCHEMAS=schema テーブル 指定したテーブル全体 TABLES=table テーブルスペース 指定したテーブルスペース全体 TABLESPACES=tablespace
例1 フルモード expdp scott/tiger full=y 例2 テーブルモード expdp scott/tiger dumpfile=exp.dmp tables=emp,dept
エクスポートの対象となるオブジェクトを細かく指定する expdp scott/tiger include=index
フラッシュバックモード パラメータファイルの中身(parfile.txt) cat parfile.txt
FLASHBACK_TIME=“TO_TIMESTAMP('2021/06/10 08:00','YYYY/MM/DD HH:MI')”
パラメータファイルを指定して実行 expdp scott/tiger parfile=parfile.txt
flashback_scn の指定も可能 expdp scott/tiger flashback_scn=234567
エクスポートファイルをパラレルで行う expdp scott/tiger parallel=3 dumpfile=datapump_dir1:expdata%U.dmp,datapump_dir2%U.dmp
ダンプファイルの作成にどのくらいの時間がかかるか、またどのくらいの容量となるか見積もりを行う expdp scott/tiger full=y estimate_only=y BLOCKS ブロックサイズにオブジェクトのブロック数をかけて見積もり expdp scott/tiger tables=test estimate=blocks estimate_only=y STATISTICS 統計情報を元に見積もります expdp scott/tiger tables=test estimate=statistics estimate_only=y
インポート(impdp) インポートしたいファイルを指定する。 $ impdp scott/tiger tables=emp,dept パラメータを指定することで、対象を絞ってインポートが可能。 $ impdp scott/tiger include=index
DB Link越しにインポート impdp scott/tiger tables=emp,dept directory=datapump_dir network_link=scott.jp.oracle.com
REMAP_SCHEMA export時と違うスキーマにimportする impdp scott/tiger directory=taro_dir dumpfile=exp.dmp remap_schema=scott:taro
REMAP_TABLESPACE export時と違うテーブルスペースにimportする impdp scott/tiger directory=taro_dir dumpfile=exp.dmp remap_tablespace=users:taro_TS
REMAP_DATAFILE export時と違うデータファイルでimportする impdp system/manager directory=taro_dir dumpfile=exp.dmp remap_datafile='/home/users.dbf:/home/taro/users.dbf'
メモとして残す意味でもこの記事を作りました。 ちょっとお試し的な部分も含め作成しています。 少しずつではありますが、コンテンツを増やしていきたいと思います。。。
以前、うっかりやってしまうDatapumpの操作についての記事を書きました。 興味ある方はこちらを見てください。 詳しくはコチラ
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