「INTP（理論学者）ってどんな性格なんだろう？」「INTPの自分の長所や相性がいいタイプを知りたい！」と思っている方はいませんか？

今回は、好奇心旺盛な天才オタク・INTP（理論学者）の性格について詳しく解説します。

この記事を読めば、INTP（理論学者）の性格や、他のMBTIとの相性、向いている仕事などがまるっと一通り分かります。

個人的な見解を踏まえながら細かく解説しているので、ぜひ目次を使って好きな項目から読んでみてくださいね。

INTP（理論学者）は下記の4つの機能を持ち、ロジカルで問題解決能力の高い性格です。

興味のある分野について探求することが好きで、自分の世界に没頭している時間が長い内向的なタイプでもあります。周りからは、静かで主張の少ない人だと思われることが多いようです。

型破りで直感的な発想を得意とし、宇宙人扱いされることも…ただ、INTP自身は非凡であることを良く思っているため、「変人」というレッテルに対しても特別感を感じるかもしれません。

また、INTPは自分が面白いと感じないものには一切興味を示さない一方で、好きになると一直線に突っ走ります。好き嫌いがとてもはっきりしている性格と言えるでしょう。

INTP（理論学者）の性格の特徴として、まず自分の世界に没頭しやすいという部分があげられます。その他にも、知的好奇心が旺盛でIQが高い傾向などがあるでしょう。研究者気質でロジカルな思考を持ち、NT型特有のディベート好きという特徴も持ちます。

ここからはそんなINTPの性格における特徴を具体的に紹介していきます。

INTPの頭の中が静かになる時間はほとんどありません。朝起きてから寝るまでの間、ひたすら物事を分析したり、議論をしています。

脳内の声がうるさくてしんどい人は、1日5〜10分程度の瞑想（マインドフルネス）を取り入れることで解消できるでしょう。

論理的で平均的なIQが高いことでも知られています。また、物事を深く考え、根本的な問題を見抜く能力があります。

複雑な問題も細かく切り分け、解決することができるでしょう。

知的好奇心が旺盛で、様々なことを深く知りたがります。気になることはなんでも調べるため、自然と知識が豊富になるのです。

好きなことになると、とことん没頭するタイプです。隅から隅まで調べ尽くすため、特定の分野に対して非常に詳しいという傾向があります。

大学の教授や医師、研究者、IT系の開発者などが多いことにも頷けますね。

自分の意見をしっかり持つため、議論することが大好きです。

NT型のため、ディベートをしだすと熱が入り過ぎるクセもあります。言い負かされると完全に閉口し、自分の殻に閉じこもってしまうので、注意しましょう。

根っからのインドア派でオタク気質です。集中しだすと一切部屋を出ることがなくなるケースも少なくはありません。

ひとつの物事に熱中できる性格は、INTPの才能のひとつでもあります。

個人差はあるものの、基本的に人間は好きでも嫌いでもない（即ち興味がない）という人が多い傾向があります。自立心が高いため、人に左右されることが少ないでしょう。

INTP（理論学者）の長所としては、やはり高い問題解決能力（頭が良い）ところがあげられます。それから型破りでユニークな発想力も長所のひとつです。

ここではINTPの良いところを3つ紹介します。

頭の回転が非常に速く、他のMBTIと比べても平均的なIQが高い傾向があります。分析能力や直感にも優れているため、複合的かつ素早い問題処理も得意です。

頭がよすぎて周りから理解されないところは、天才ゆえの孤独なのかもしれません。

普通の人と全く異なる視点を持っています。当たり前という概念に捕らわれず、型破りな想像力でユニークなアイデアを次々と生み出すことができるでしょう。

IT・医療・研究など、様々な専門的分野の発展に貢献しています。

常に冷静で論理的な思考を持つところも長所のひとつです。どんな場面でも気持ちに左右されず、客観的に判断することで、難しい問題でもロジカルに対処することができます。

今度はINTP（理論学者）の短所についても確認していきましょう。INTPの苦手な分野をざっくり言うと「人づきあいが苦手」「だらしない」という点です。

面白いと感じなければ一切興味を示さない、INTPらしい短所を3つまとめました。

効率を重視しがちで、めんどくさがり屋さん。やりたくないことは全部先延ばしにするため、部屋や服装が汚い人も少なくはありません。

個人差はあるものの、生活面でだらしなさを抱えていたり、不健全な状態に陥りやすいでしょう。

基本的に感情を読み取ることができません。心から相手に”共感”することは難しいものの、論理的に相手の気持ちを推し量って”理解”することはできます。

合理的に判断するべき場面で感情論を押し付けられると、イライラしたり怒ってしまうこともあるようです。

物事の意義を考えがちなため、ルーティンワークが非常に苦手です。また、協調性に欠ける人が多いため、どうしても社会不適合になってしまう可能性が高いでしょう。

クリエイティブなアイデアを活かせる環境で働くことで、INTPらしい才能を発揮できます。

INTP（理論学者）なら共感できるINTPあるあるを紹介します。

常に頭の中で議論をしているため、自分の中の世界に入り込みがちです。ぼーっとしているようで様々な物事を考え続けている性格なのです。

独特で悪趣味なセンスを持っています。わざわざ人に自慢することはないものの、自分の非凡なセンス（やや中二病気味）にはかなり自信があるようです。

天才ゆえなのか、非効率で感情的な人（平たく言うと「バカ」）が苦手です。自分の説明が理解できない人間に対して、アレルギー反応のようなものを起こしてしまうことさえあります。

内向的で表情が暗いため、陰キャ認定されがちです。初対面の相手からは怖いイメージを持たれることもあるようです。

考えが常人と異なるため、基本的に変人扱いされがちです。まったく理解が及ばないことから宇宙人だと言われることも少なくはないでしょう。

INTP（理論学者）は恋愛に関して、不器用で鈍感な傾向があります。対人関係も得意ではないので、お世辞にもモテるタイプとは言えません。

しかし、INTPは論理的で深くかかわるほどに面白い性格なので、付き合い始めてからどんどん良さが見えてきます。

ここからはINTPの恋愛における傾向を解説します。

そもそも他人への興味がなく、恋とは無縁のタイプです。ルックスが良くても偏屈な変わり者なので、モテることがありません。

分かりやすいきっかけを作ってあげることで、恋愛に発展することができるでしょう。

攻略が難しそうに見えますが、特定のパートナーや気になる異性がいない場合、押しに負けて付き合うこともあります。恋人になってから恋愛感情が生まれることも多いようです。

好きな相手がINTPだという人は直球で勝負するのがおすすめです。

人に興味がない一方で、好きになると超一途という一面を持ちます。好きなものが見つかると没頭するINTPらしい恋愛傾向ですね。

恋愛に疎い性格なので、浮気をする可能性もほとんどなく、安心して付き合うことができます。

悩み事を真面目に聞いてくれるのは、愛情表現のひとつです。その人の力になろうと助言したり、積極的に行動するなど、自分ができる精一杯で尽くしてくれます。

基本的にINTPは、世間話に付き合うことがとても苦手です。

しかし、好きな相手の話であれば、全く興味がない話題でも関心を示します。もしあなたの話に対して質問をしたり、話を広げようとしてくれているなら好意がある証拠かもしれません。（その話題自体に興味がある場合は別として）

INTP（論理学者）と相性のいい性格は下記の4タイプです。

この4タイプとは、精神の深い部分に繋がりを持つことができます。そこで、恋愛や結婚などの人生のパートナーとして付き合う際に最も良い相性となります。

友達として付き合うなら、ノリの合うISTP（巨匠）や、生産的な会話ができるENTJ（指揮官）もおすすめです。

INTP（論理学者）と他の16タイプとの詳しい相性

相性の良さ：

白黒はっきりする２人衝突関係

ESFPはコミュニケーション能力が高く、陽気な性格です。根っからのアウトドア気質で、INTPとはほぼ正反対のタイプになります。

お互いに苦手な部分を補い合えるため、深く関わり合う中でとても良い関係になれるでしょう。一般的には、最も相性がいいと言われている関係です。

ESFP（エンターテイナー）の詳しい性格解説

相性の良さ：

双子みたいな２人鏡像関係

ディベートが大好きで論理的な思考を持つENTP。

お互いを深く理解し合えるため、本音で語り合えます。ENTPとは常にクリエイティブで有意義な会話ができるでしょう。

価値観や世界観もぴったりと合うため、恋愛においても上手くいきやすい関係です。

ENTP（討論者）の詳しい性格解説

相性の良さ：

心地よく補い合う２人双対関係

ESFJは安定した性格の持ち主で、温厚かつフレンドリーなタイプです。困っている人を見つけると積極的に手を差し伸べることができ、みんなの優しいムードメーカーとして慕われています。

人と関わることが苦手だったり、私生活がおざなりになりがちなINTPを、温かくサポートしてくれるでしょう。反発することもありますが、時間をかければ最も深い絆を築くことができる関係です。

ESFJ（領事官）の詳しい性格解説

相性の良さ：

何故か励まされる２人活性化関係

お人好しで空気を読むのが上手いISFJ。相手の気持ちをとても大切にする、優しくて平和主義な性格の持ち主です。

内向的で穏やかなISFJとは、お互いにリラックスしながら過ごすことができるでしょう。お互いを補完し合いながら、とてもバランスのいい関係を築くことができます。

ISFJ（擁護者）の詳しい性格解説

相性の良さ：

ノリが似ている２人同族関係

好奇心が旺盛で、興味があることにはとことん熱意を持つISTP。手先が器用な人が多いため、職人と呼ばれることもあるようです。

INTPとはノリが似ていることから、自然と友達になることができるでしょう。

ISTP（巨匠）の詳しい性格解説

相性の良さ：

２人きりだと良い感じな２人消化関係

ENTJは冷静かつ戦略的思考を持つ、生まれつきのリーダーです。エネルギッシュで効率を重視するタイプでもあります。

理屈的で合理主義な部分など、INTPと考え方が通じる部分も多くあることでしょう。特に友人として接する中でお互いを高め合える、とても有意義な関係です。

ENTJ（指揮官）の詳しい性格解説

INTP（理論学者）の適職は、ひとつの物事を探求したり、洞察力や問題解決能力が活かせる仕事です。また、一般的な仕事への適性は低く、環境としては1人〜少人数で働ける職場がベストでしょう。

人とのコミュニケーションが少ない仕事であることも、INTPにとっては重要な条件になります。

求人がやや少ない専門職に適性が高い傾向があります。自分が興味のある分野を極められる職種を選ぶことで、安定して続けやすく、やりがいを得られるでしょう。

下記がINTPに向いてる仕事の一例です。

特にやりたいことが決まっていない場合は、デザイナーやプログラマーなどのIT系がおすすめです。独学で習得することができ、在宅ワークやフリーランスといった働き方の幅が広いところがメリットです。

意義を感じられないルーティンワークが非常に苦手です。また、人と協力し合う必要があったり、相手の心に寄り添うような仕事には向いていません。

下記がINTPに不向きな仕事の一例です。

基本的に接客業全般が向いていないと考えると無難でしょう。

今の職場に拘らず、新しくスキルを取得した方が、自分の可能性に気づけることも多くあります。直感的に苦手だと感じる業務がある場合には、できるだけ早い段階で転職を検討してみるのがおすすめです。

この記事では、INTP（理論学者）の基本的な性格、恋愛傾向、相性、あるある、適職をまとめて紹介しました。

INTPの性格をざっくりまとめると…

「もっと深く知りたい！」と思ったら、気になる項目を選んで詳細をチェックしてみてくださいね。

INTPは知能が非常に高く、有能なMBTIタイプです。ビルゲイツ（ENTJと言われることがありますが、彼は典型的なINTPでしょう。）アインシュタインといった天才型の人たちも、INTPに属しています。

ただし、ひとつ大きな欠陥があるとすれば、自身のアイデアに共感してもらいにくいところです。

世界を変えるはずのアイデアも、一人で成しえることは限られてしまいます。苦手意識の高い対人スキルを高めたり、考えを理解し協力してくれるパートナーを見つけることで、躍進できる可能性が大幅に高まるでしょう。