【理学療法士監修】下肢筋力トレーニング|高齢者が座位でできる筋力トレーニング22選 |
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【理学療法士監修】下肢筋力トレーニング|高齢者が座位でできる筋力トレーニング22選
機能訓練 全身 更新日:2024/06/26 高齢になると筋力が落ち、立ち上がりや移動に負担がかかるようになっていきます。立ち上がりや移動を少しでも楽にするためには、下肢筋力トレーニングが欠かせません。この記事では、車いすを利用している人でもできる下肢筋力トレーニング(ストレッチ・筋トレ)をご紹介しています。 →科学的介護ソフト「Rehab Cloud」は2024年度の介護報酬改定に対応! →口腔機能向上加算算定に関する無料相談会を受付中! URLをコピー LINEに送る シェアする ツイートするこの記事の目次 下肢筋力トレーニングの効果とは?下肢筋力トレーニングは座ったままでもできる!下肢筋力トレーニング前の準備体操【ストレッチ編】膝裏のストレッチふくらはぎのストレッチお尻のストレッチ太ももの内側のストレッチ足首のストレッチ下肢筋力トレーニング【筋トレ編】太ももの筋力トレーニングふくらはぎの筋力トレーニング足の指の筋力トレーニングお尻の筋力トレーニング足首の筋力トレーニング下肢の協調性を高める筋力トレーニング座位でできる筋力トレーニングで身体機能の改善を最短3分で個別機能訓練計画書が作成できるRehab Cloudの資料を見てみる⇒資料はこちらから 下肢筋力トレーニングの効果とは?下肢の筋力は、普段の生活を送るうえで欠かせないものです。下肢筋力トレーニングを行うことで、下半身の筋力維持・向上が期待できます。 さらに下肢の筋力がつくことで、活動量の増加にもつながるでしょう。反対に、下肢の筋力が低下すると日常生活にも大きな支障をきたし、活動量が落ちる原因となります。 下肢筋力はすぐにつくものではないため、継続的なトレーニングをすることが大切です。 最短3分で個別機能訓練計画書が作成できるRehab Cloudの資料を見てみる⇒資料はこちらから 下肢筋力トレーニングは座ったままでもできる!下肢筋力トレーニングは立った状態以外にも、座ったままでもできます。なかには車イスを利用する方や足腰に不安を抱える方など、立った状態で筋力トレーニングをするのが難しいケースもあるでしょう。 その場合は座ったままできるトレーニングメニューを用意しておくと、下肢の体操を継続的に提供できるでしょう。 次の章から下肢筋力トレーニングについてご紹介しているので、どのような内容にすべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。 下肢筋力トレーニング前の準備体操【ストレッチ編】ストレッチをすることで筋肉の柔軟性が高まり、可動域の改善が期待できます。可動域が改善すれば下半身の動きがスムーズとなり、つまずきによる転倒も予防できるでしょう。 また、筋肉の固さをとることで運動後のケガ防止にもつながります。ここでは、下肢のストレッチについてご紹介します。 膝裏のストレッチ膝裏の「ハムストリングス」のストレッチ方法です。お尻を浅く座ることで、ハムストリングスのストレッチがしやすくなります。ストレッチ中は前方への転倒に注意しましょう、 ふくらはぎのストレッチふくらはぎの筋肉の「下腿三頭筋」を伸ばすストレッチです。なかなか足首が上がりにくい場合は、タオルやセラバンドを足首に巻き、手で引っ張る方法もおすすめです。 その際は上半身が前のめりになりすぎないように注意してください。 お尻のストレッチお尻にある深層部の筋肉のストレッチ方法です。痛みが出ない範囲で、ムリなく行ってみましょう。人工股関節の手術をされた方は脱臼の可能性があるので、このストレッチは避けてください。 太ももの内側のストレッチ太ももの内側の「内転筋」のストレッチ方法です。足が開きにくい場合はイスに浅く座って行いましょう。 足首のストレッチ足首まわりの筋肉をほぐすストレッチです。膝の角度を90度にすることで、足首を回しやすくなります。 股関節にリハビリが必要な方は、以下の記事を参考にしてストレッチするとよいでしょう。▶股関節のリハビリ|変形性股関節症・骨折などに効果的なストレッチ【座位編】 下肢筋力トレーニング【筋トレ編】ここでは、座ってできる下肢筋力トレーニングの内容について解説します。 太ももの筋力トレーニングここでは太ももの筋力トレーニングの内容についてご紹介します。 膝を伸ばすトレーニング①太もも前面の「大腿四頭筋」を鍛えるトレーニングです。膝を伸ばす際は膝下だけを動かすようにしましょう。 膝を伸ばすトレーニング②セラバンドを活用して、大腿四頭筋にかかる負荷を高めたトレーニングです。トレーニングをする際は、膝が伸びきる程度の強度があるセラバンドを選択すると良いでしょう。 もも上げのトレーニング①股関節を曲げる「腸腰筋」を鍛えるトレーニングです。足踏みをする際は、背中を背もたれから離しつつ、手をリズム良く振りながら行ってみましょう。 もも上げのトレーニング②セラバンドを使用することで、通常のもも上げよりも腸腰筋を鍛えられます。バンドの強度が強すぎると別の筋肉で上げようとする可能性が出るので、利用者のレベルにあわせて強さを調整しましょう。 内もものトレーニング①内ももの内転筋を鍛えるトレーニングです。力を入れているときは息を止めないようにしてください。ボールがない場合は、両手で抵抗をかける方法でもかまいません。 内もものトレーニング②内転筋と大腿四頭筋を同時に鍛えるトレーニングです。ボールがずれないように、手で調整しながら行ってみてください。 ペットボトルを使用したトレーニング腸腰筋を使用する応用的な筋力トレーニングです。太ももを上げる際は、なるべく背中を後ろにのけぞらないように行ってみましょう。 ペットボトルがない、あるいはペットボトルでは高い場合は、紙コップや小さいボールなどで代用してもかまいません。 ふくらはぎの筋力トレーニングここではふくらはぎの筋力トレーニングの内容をご紹介します。 かかと上げのトレーニング下腿三頭筋を鍛えるトレーニングです。かかとを上げにくい場合は、手をおさえずに行ってもかまいません。 セラバンドを使用したトレーニングセラバンドを使用した下腿三頭筋のトレーニングです。セラバンドの硬さや伸ばし具合によって負荷量を調整しましょう。 足の指の筋力トレーニングここでは足の指の筋力トレーニングをご紹介します。 足の指を曲げるトレーニング足の指を曲げる筋肉を鍛えるトレーニングです。親指だけを伸ばして行うのが難しい場合は、すべての指を曲げて行ってもかまいません。 足の指の曲げ伸ばしをするトレーニング足の指を曲げるだけでなく、しっかりと広げることも意識しながら行ってください。 タオルを引き寄せるトレーニングタオルを使用した足の指のトレーニングです。タオルを引き寄せる際は、焦らずにゆっくりと指の曲げ伸ばしをしましょう。 お尻の筋力トレーニングここではお尻の筋力トレーニングについてご紹介します。 ボールを潰すトレーニングお尻の大殿筋を鍛えるトレーニングです。ボールが左右にずれないように、真下方向に力を入れることを意識して行ってください。ボールがない場合は、床で行ってもかまいません。 足を開くトレーニング中殿筋や大腿筋膜張筋などを鍛えるトレーニングです。左右均等に広げることを意識しましょう。セラバンドが用意できない場合は、両手で抵抗をかける方法でもかまいません。 前方リーチのトレーニング前方リーチは体幹筋と大殿筋を鍛えられるトレーニングです。前方リーチ時にふらつく場合は、杖をつきながら行うのもおすすめです。 足首の筋力トレーニング膝下から足首にある「前脛骨筋」を鍛えるトレーニングです。足の指を曲げながら行うのが難しい場合は、伸ばした状態で行ってもかまいません。 下肢の協調性を高める筋力トレーニング下肢の筋力強化に加えて、筋肉の協調性を高めるためのトレーニングです。足を動かしている際は姿勢をまっすぐにして、体が揺れないようにしてください。 ペットボトルを利用した体操も人気です。手軽に取り組める筋トレなのでそちらも取り入れてみてください。▶ペットボトル体操【16選】|高齢者が楽しく取りくめる!介護現場で使える体操 座位でできる筋力トレーニングで身体機能の改善を下肢筋力は、歩く・立つなどの日常生活のさまざまな動作で重要な役割を果たしています。下肢の筋力が低下すると、転倒のリスクが高まり、ケガや骨折につながる恐れがあります。 下肢の筋力を鍛えることで転倒予防が期待でき、健康的な生活を送れるようになるでしょう。下肢筋力トレーニングは立った状態だけでなく、座った状態でできるものもたくさんあります。 ぜひ、今回紹介したメニューを参考にして、下肢筋力トレーニングのバリエーションを増やしていきましょう。 加算算定、書類業務でお困りならRehab Cloudがおすすめ日々の加算算定業務や記録業務などで苦労されている人も多いのではないでしょうか?科学的介護ソフト「Rehab Cloud」であれば、現場で抱えがちなお悩みを解決に導くことができます。 例えば、加算算定業務であれば、計画書作成や評価のタイミングなど、算定要件に沿ってご案内。初めての加算算定でも安心して取り組めます。さらに、個別性の高い計画書は最短3分で作成できます。 記録した内容は各種帳票へ自動で連携するため、何度も同じ内容を転記することがなくなります。また、文章作成が苦手な方でも、定型文から文章を作成できるので、簡単に連絡帳が作成できるなど、日々の記録や書類業務を楽にする機能が備わっています。 ⇒資料のダウンロードはこちらから URLをコピー LINEに送る シェアする ツイートする![]() ![]() ![]() この記事の著者 Rehab Cloud編集部記事内容については、理学療法士や作業療法士といった専門職や、デイサービスでの勤務経験がある管理職や機能訓練指導員など専門的な知識のあるメンバーが最終確認をして公開しております。 関連記事![]() 機能訓練 2024/07/12 ![]() 機能訓練 2024/07/12 ![]() 機能訓練 2024/07/12 ![]() 機能訓練 2024/07/12 ![]() 機能訓練 2024/07/12 ![]() 機能訓練 2024/07/12 他のテーマの記事をみる 上肢 下肢 体幹(胴体・腰) 療法 口腔機能 認知機能 その他 |
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