(Yicai Global) 6月17日-中国の電気自動車メーカーArcfoxは、インターネット大手のBaiduと提携して、本日、新しい自動運転車を発売しました。

Apollo Moonと呼ばれ、Arcfoxの電気スポーツユーティリティビークルであるAlpha Tをベースにしたこの新車には、レベル4の自律機能を備えたBaiduの第5世代Apollo自動運転ハードウェアが搭載されています。

車両と自動運転キットを含むアポロムーンの全体的なコストはCNY480,000 (USD74,576) であると、北京に本拠を置く同社の自動運転技術部門のゼネラルマネージャーでもあるBaidu副社長WangYunpengは述べています。。このモデルは5年間確実に動作でき、月平均ランニングコストはCNY8,000 (USD1,243) です。

両社は本日、1,000を超えるアポロムーンをBaiduの共有自動運転車テストフリートに3年以内に納入するという新しい協力協定を締結しました。

2018年に設立されたArcfoxは、国営の北京汽車グループの新エネルギー車ユニットであるBAIC BluePark New Energy Technologyが所有しています。Alpha Tは、昨年10月に導入された最初のモデルで、最大CNY319,900の価格でした。

Arcfoxは、今年4月に2番目のモデルであるAlpha Sを発表しました。価格は最大CNY344,900です。Alpha SでHuawei Technologiesと協力し、HuaweiがArcfoxに投資するという噂がありましたが、企業は先月これを否定しました。

Baiduの株式 [HKG:9888] は本日、HKD184.2 (USD23.80) で0.9% 下落しました。

編集者: トム・リッピング