人差し指の下の木星丘は、向上心・独立心・地位など「人の上にたつ」エネルギーを持つ部分とされます。

そんな木星丘には、次のような線があります。

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人差し指の付け根を囲むように出る線をソロモンの環といい、願い事が成就するなど幸運の訪れをあらわす大吉相。

この手相を持つ人は、向上心や独立心が強く野心的でプライドの高い人が多い傾向.さらに自ら努力して地位や名誉を掴み、人の上に立つ能力があります。

ソロモンの環は、旧約聖書に登場する古代イスラエルの王様「ソロモン」にあったとされる珍しい線です。

「ソロモン」とは、イスラエル王国の第3代目の王で、40年間統治した王様。 「知恵」に優れた王として知られ、古代ユダヤの歴史書の一つ『列王記』（れつおうき）に登場する人物です。

夢枕に立った神様がソロモンに授けたとされる、知恵の指輪も有名です。

ソロモンの輪はソロモン王にちなみ、智・仁・勇が備わり指導力に秀でた人にあらわれるとされます。

動物の気持ちがわかる人も多く、ペットトレーナーや調教師などの動物関連の仕事に就く人も多い傾向です。

1本でもあれば超幸運な線で、複数本あればご守護される力はより大きくなります。

ソロモンの環やそのほかの環紋についてはこちらをご覧くださいね。

マネージメント線は、生命線の付け根あたりから、木星丘に向かって伸びる円形の線。 木星丘は、管理能力や支配力などの資質の様子があらわれます。

マネージメント線を持つ人は、人や物などを管理運営するマネジメント能力に優れていることを示しています。

適切なリスク管理で目標を達成し、社会的な成功を得られるタイプです。

人を見る能力にも優れているため、アドバイザーやコーチ・習い事の講師などが適職でしょう。

周りの人の成長を自分のことのように喜ぶ傾向があることも、成功への後押しとなりそうです。

リーダー線は、生命線上や生命線の起点あたりから、木星丘を横切り中指の付け根に向かって伸びる直線（斜め線）です。

この線を持つ人は、リーダーシップや指導力・管理能力もち、人をまとめたり教えることが得意です。

人を教える職業や管理職、指導的な仕事が向いているでしょう。一方でリーダー気質なので、他人から指図されることは苦手な一面も。

木星丘上で感情線の先端と交差し、クロス状になっていても悪い意味とはならないので大丈夫です。

このリーダー線が薄くはっきりしない場合や、何本も出ているときは、興味のある事柄が分散し、リーダーシップを発揮できない状態です。

また、のびのび働きたいタイプの人や、技術者などには出ていないことが多い線とされます。

千金紋は生命線の出発点あたりから、中指の付け根の土星丘に伸びる円形の線で、財運を招く大吉相とされます。

今はだめでも、あきらめずに努力を続けていると運が開けるという嬉しい線。

手相家の島田さんは「人生投げたらあきま線」「なりあがり線」と言われます。

1本の線ではっきりでているのがベストですが、細い線だったりキレギレの線でも大丈夫。

努力を続けていると、しっかりした線になる可能性があります。

実はキレギレの線も簡単に現れるわけでなく、日頃の努力の結果があらわれたものなのです。

薄くてもキレギレでも、この線が出てきたなら、これまで頑張ってきた方向性は間違っていないことを示すもの。

自分を信じて努力を続けましょう。

千金紋や金運に関する線には、このような線もあります。

木星丘まで届く長い感情線を持つ人は、情熱的でアピール上手。

木星丘のもつ管理能力や支配欲から影響をうけています。

リーダー的な資質をもち、人を統率していくことに優れているタイプです。

木星丘まで届いた感情線の先端が3、4本に枝分かれしていると、社交的なタイプです。

愛情表現が豊かで人当たりも良く明るい性格で、人付き合いが苦にならない人です。

また、嫌な事でも引き受ける面倒見の良い人でも。

生命線から人差し指の付け根の木星丘に向かって伸びる線を、希望線・向上線といいます。

夢や理想が実現する線とよばれ、向上心が強く夢や目標を持って努力していることを示しています。

この線は具体的な目標を持つことで開運するとされるので、独立や開業・結婚・家を建てるなどの目標を立てると良いでしょう。

手相のクロス×印は、凶相とされますが、木星丘上で伸びた感情線や希望線、リーダー線などが交わる場合は、悪い意味ではなく人の上に立つ運気が強い時といえます。

木星丘にあらわれる線には、その意味が影響された良い線ばかりでしたね。

手相の線は、薄い場合もあるだけでラッキーという場合も多いもの。

時々チェックして、今の方向性を確認してみると良いですね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。