「身長8センチ伸びた」新津ちせ、2度目の主演映画「凪の島」では「カムカム」とは全然違う役に挑戦 : スポーツ報知 您所在的位置:网站首页 新津ちせ 「身長8センチ伸びた」新津ちせ、2度目の主演映画「凪の島」では「カムカム」とは全然違う役に挑戦 : スポーツ報知

「身長8センチ伸びた」新津ちせ、2度目の主演映画「凪の島」では「カムカム」とは全然違う役に挑戦 : スポーツ報知

2023-09-06 06:45| 来源: 网络整理| 查看: 265

 女優・新津ちせ(12)の3年ぶりの映画主演作「凪(なぎ)の島」(長澤雅彦監督)が、19日に公開される。新津といえば、4月まで放送されて話題を呼んだNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で見せたヒロイン・ひなた(少女期)の好演が記憶に新しい。今作では、繊細であるが故に心に傷を抱える、“カムカム”の役とは全く違った主人公を演じている。飛躍の1年間を見つめる目は、12歳と思えないほど客観的で冷静だ。(内野 小百美)

 この1年間で身長は8センチ伸び、140センチになった。主人公を演じた本作は“カムカム”の収録前に撮影されたもの。無邪気なひなたとはずいぶん違った性格の少女として存在する。人一倍、繊細なために傷つきやすい。場面写真を見ただけでも違いが分かるが、憂いがある。背景には両親の離婚、その理由が絡んでいる。

 「(主人公の凪は)心に抱えるモヤモヤしたものを大人には見せまいと明るく振る舞おうとする。その辺りの感情表現が難しかったです。台本を読みながら役のイメージは膨らみましたが、実際に山口県内での撮影現場に入って初めて分かることも多くて」。役を固めることをせず、柔軟な気持ちを大事にした。

 いま小6。12歳にして2度目の映画主演はオーディションで決まった。インタビュー中の新津は小声で話す。慌ててレコーダーを本人に近づけたほどだ。しかし、発せられる言葉は強さを含んでいる。「自分の名前がキャスト表の最初にあるということは、この映画の責任を背負わないといけないと理解しています。同時に役に決まった時は、自分が出演した中で一番いい作品にしたいというやる気も湧いてきました」

 すでに子役という枠を超えて、役を変幻自在に生きているように見える。注目やプレッシャーについても考えていた。「(カムカムでは)どこに行っても“チビひなた”と言ってくださってうれしかった。でも、この役で知ってもらえたことを、今後につなげることが大事だと思うんですね」。少女時代のひなたは早起きが苦手でラジオ英会話を早々に挫折した。ところが、新津自身は真逆で「やってみると英語っておもしろいですね」と目を輝かせる。

 数えきれないほど“天才子役”と言われてきた。「そう言ってもらい、申し訳ない限り。見る人々を裏切らないようにしたいし、そのためには努力し続けなければ、と思います」。好奇心おう盛で勉強好きなタイプだそうで「おもしろいのは国語ですね」。さらに、秀でた集中力の持ち主という説もある。「えっ? 私って集中力あるんですかね? でも昔から何か夢中になると、周囲の声が耳に入らなくなる、ということはありました」

 幼い頃は撮影を終え、親にごほうびをおねだりすることもあっただろう。「う~ん、ごほうびよりも、お仕事そのものが楽しいので。たまに『アイス買って』みたいなことは言ってますけど」。目鼻立ちの整った端正な顔立ち。少し大人っぽくなってきた。「顔の話は恥ずかしいのでやめてください」と両手で顔を覆った。「私なんかより、ずっといっぱい、きれいな人はいらっしゃるので」とシャイな一面をのぞかせる。

 今回の映画には、海に飛び込むシーンもある。「初めての経験でしたが海に慣れるという挑戦がおもしろくて。海の世界も楽しく感じられて」。このシーンが印象的に伝わってくるのは、役の心の奥深くで自問自答する姿と、海の深さとがオーバーラップするからだろう。

 演じてきたさまざまな役からエネルギーを得て、新津の感性は研ぎ澄まされていく。「いまはお仕事にすごくやりがいを感じています」。演じることが天職に見える。しかし、将来に話を向けると冷静だ。「それは決めかねているというか。未来のことは、誰にも分からないので。本当にやりたいこと、何か違うことが出てくるかもしれません。できるのは『いま』をちゃんと生きること。その中で自然に未来は見えてくるんじゃないかと思います」。「未来」という言葉を使ったのが印象的だった。

 ◆「凪の島」 小4の凪(新津)は、両親の離婚で母(加藤ローサ)と共に母の故郷、山口県の瀬戸内にある島で暮らし始める。凪は母に対する父(徳井義実)の乱暴な態度で心に傷を負い、時々過呼吸に襲われていた。島の人々はそんな凪を理解し、温かく迎え入れる。凪も応えようとするが、父が突然、島に姿を見せる。共演は島崎遥香、結木滉星、嶋田久作、木野花ら。108分。

 ◆新津 ちせ(にいつ・ちせ)2010年5月23日、東京都生まれ。12歳。2歳ごろから劇団に所属し、仕事をスタート。主な出演作に、映画初主演した19年の「駅までの道をおしえて」(橋本直樹監督)、ディズニー映画「アナと雪の女王2」(幼少期のアナの吹き替え声優)など。大ヒット曲「パプリカ」で注目された音楽ユニット「Foorin」でも活動した。特技は書道(八段)、タップダンス、バレエ、日舞。父は映画監督の新海誠氏。



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