『天空の城ラピュタ』で流れる挿入歌16曲を徹底解説! | 您所在的位置:网站首页 › 失意のパズー › 『天空の城ラピュタ』で流れる挿入歌16曲を徹底解説! |
1986年8月2日公開の映画『天空の城ラピュタ』。 スタジオジブリ初制作(完全オリジナル)作品の、長編アニメーション映画。 鉱山で働く少年パズーと、不思議な力を持った石を持つシータの壮大な冒険ファンタジー。 公開当初の興行成績はそこまで良くなかったそうですが、2000年代になった今でもテレビで頻繁に再放送され、ジブリ作品の中でも上位に来る人気作となっています。 この記事では、映画『天空の城ラピュタ』で流れる16曲をサウンドトラックとイメージアルバムを元にご紹介します。 ※以下ネタバレ有り ![]() https://www.ghibli.jp/works/laputa/ オープニング 久石譲 - ロボット兵(復活〜救出) オープニングで流れた曲は、ロボット兵(復活〜救出)です。 久石譲は、日本の作曲家、指揮者、ピアニスト。ジブリ作品では「風の谷のナウシカ」から「風立ちぬ」まで全ての音楽を担当しています。 ドーラ達がシータとムスカが乗る船を襲撃するシーンで、この「ロボット兵」の三曲目の音楽が流れます。 銃撃戦となる緊迫感のあるオープニング。ドーラ様がすてき。 いきなりシータが堕ちて行くという衝撃的な描写に、子どもの頃はとても驚きました! タイトルシーン 久石譲 - 空から降ってきた少女 タイトルシーンで流れた曲は、『空から降ってきた少女』です。 主題歌である「君をのせて」のオーケストラバージョン。 壮大でありつつもどこか儚げで愛おしくなる、不思議な感覚の曲。 物語が始まるワクワク感を持たせ、ラピュタの世界に一気に引き込まれます。 シータが空から降りて来るシーン〜パズーがトランペットを拭くシーン 久石譲 - スラッグ溪谷の朝 シータが空から降りて来るシーン〜パズーがトランペットを拭くシーンで流れた曲は、『スラッグ溪谷の朝』です。 三部からなる楽曲。 一曲目:空から降りて来るシータをパズーが抱き止めるシーンで、シンセサイザーを軸にしたキラキラと神秘的な音楽。 二曲目:パズーが起きるシーンで、スラッグ溪谷の爽やかな朝をイメージした、小鳥のさえずりのような軽やかな音楽。 三曲目:パズーが屋根の上でトランペットを吹くシーンで、力強く朝を告げる「ハトと少年」という曲(イメージアルバムより)。 この中では特に「ハトと少年」が有名ですね! パズーが試しに吹く最初の「プォ」という音が、子どもらしくて可愛いなといつも思います。 パズーとシータがドーラ達に追われるシーン 久石譲 - 愉快なケンカ(〜追跡) パズーとシータがドーラ達に追われるシーンで流れた曲は、『愉快なケンカ(〜追跡)』です。 追われるシータを、パズーだけでなく町中の人々が匿い助けるシーン。 パズーの親方とドーラの息子・シャルルの腕っ節対決が笑いどころ&見どころ! また、ドーラが車の上に立つシーンで流れる「ドーラのテーマ」(イメージアルバムより)が本当にドーラの風貌とマッチしているのも面白い。 コミカルなシーンがたっぷり楽しめます♪ パズーとシータが飛行石の力で鉱山の地下まで降りて行くシーン〜シータが生い立ちをパズーに話すシーン 久石譲 - ゴンドアの思い出 パズーとシータが飛行石の力で鉱山の地下まで降りて行くシーン〜シータが生い立ちをパズーに話すシーンで流れた曲は、『ゴンドアの思い出』です。 三部からなる楽曲。 一曲目:絶体絶命のパズーとシータでしたが、飛行石の力が働きゆっくりと鉱山の奥まで降りて行くシーン。 シンセサイザーの音色が神秘的で、飛行石の不思議な力を彩ります。静かな曲調ながらも盛り上がりのある音楽。 二曲目:パンとリンゴを食べながら、シータがパズーに自身の生い立ちを話すシーン。 ハープとフルートの美しい音色。シータの生い立ちを、優しく包み込むような楽曲です。 三曲目:映画後半のシータがムスカに捕らわれてしまうシーン。突然緊張感のある音楽になります。(後述) シータと別れたパズーが、自宅に戻るシーン 久石譲 - 失意のパズー シータと別れたパズーが、自宅に戻るシーンで流れた曲は、『失意のパズー』です。 ムスカに脅されたシータは、パズーに別れを告げます。 街に戻った彼を見て「パズーが帰って来た!」と子どもが叫びますが、実はちびまる子ちゃんの声優・TARAKOさん。(初めて知った時は驚きました!) そして、ムスカに渡されたお金を捨てようとしますが、出来ないパズー。無念な感情がこの音楽に全て表れています。 さらに、パズーの家で待ち構えていたドーラが、ナイフに刺した大きなお肉をかじるシーンも有名ですね♪ ロボットが動き出すシーン〜パズーがシータを助けるシーン 久石譲 - ロボット兵(復活〜救出) ロボットが動き出すシーン〜パズーがシータを助けるシーンで流れた曲は、『ロボット兵(復活〜救出)』です。 動き出したロボットがシータを守りつつ周りを攻撃するシーンから、ドーラ達と仲間になったパズーがシータを助けるという緊迫感のあるシーン。 思わず背筋がゾっとするようなロボット兵のテーマ曲と、シータを救出する際のハラハラドキドキ感を味わえる音楽。 息の合ったドーラとパズーの操縦に対する爽快感、ロボットの恐ろしさとシータへの愛など、様々な感情が入り乱れます。 ドーラの息子達が喜ぶシーン〜シータがタイガーモス号のキッチンに行くシーン 久石譲 - タイガーモス号にて ドーラの息子達が喜ぶシーン〜シータがタイガーモス号のキッチンに行くシーンで流れた曲は、『タイガーモス号にて』です。 四部からなる楽曲。 一曲目:シータとパズーがタイガーモス号に乗る事になり、仕事が減るぞ!とドーラの息子達が喜ぶシーン。イメージアルバムの「フラップター」です。 二曲目:パズーとシータが船の上から景色を観ているシーン。主題歌「君をのせて」のインスト。 三曲目:ドーラの号令で、ラピュタへと出発するシーン。イメージアルバムの「鉱夫」です。 四曲目:ドーラの服に着替えたシータが、キッチンへ行き料理をするシーン(乗組員達が手伝いをしに来るシーン)。イメージアルバムの「ドーラ」です。 賑やかなタイガーモス号でのひとときが凝縮された、とてもコミカルなシーンです!思わず笑ってしまいますね♪ パズーとシータが、ドーラの船で見張りをしながら話しているシーン 久石譲 - 月光の雲海 パズーとシータが、ドーラの船で見張りをしながら話しているシーンで流れた曲は、『月光の雲海』です。 主題歌「君をのせて」のアレンジ曲で、シンセサイザーとピアノの旋律が美しい楽曲。 二人の純真な心にグっと来るシーン。 シリアスな場面ですが、ドーラや乗組員達がコッソリ全て聞いているのが笑っちゃいます。 「竜の巣」を発見するも、ゴリアテに攻撃されるシーン 久石譲 - 破滅への予兆 「竜の巣」を発見するも、ゴリアテに攻撃されるシーンで流れた曲は、『破滅への予兆』です。 この曲の二曲目が、竜の巣を発見する時に流れる曲。 パズーの「行こう!おばさん、父さんは帰って来たよ」という言葉で、ドーラも「行こう!竜の巣へ」と決心します。 緊迫感と、ついにラピュタが見られるのか!?というワクワク感が駆り立てられる、アップテンポのミニマル・ミュージック。 パズーとシータが、ラピュタに辿り着いたシーン 久石譲 - 天空の城ラピュタ パズーとシータが、ラピュタに辿り着いたシーンで流れた曲は、『天空の城ラピュタ』です。 ついに二人がラピュタに辿り着き、その全貌が明らかになるシーン。 イメージアルバムの「大樹」と「天空の城ラピュタ」が元になっています。 謎に包まれていたラピュタの美しい緑や生き物達が映し出され、達成感に包まれますね! 楽曲もラピュタそのもののような、壮大で素晴らしいオーケストラです。 パズーとシータが、ロボットと廃墟を歩くシーン 久石譲 - シータの決意 パズーとシータが、ロボットと廃墟を歩くシーンで流れた曲は、『シータの決意』です。 唯一の生き残りであるロボットに付いて、ラピュタ内部を観て回るシーンです。 ゆっくりと丁寧に弾かれているピアノの、儚く、少し寂しさもある旋律が、栄えていたであろう美しい廃墟にマッチしていますね。 最後の、ロボットがシータに花を差し出すシーンには涙しました。 シータがムスカに捕らえられるシーン 久石譲 - ゴンドアの思い出 パズーとシータが飛行石の力で鉱山の地下まで降りて行くシーン〜シータが生い立ちをパズーに話すシーンで使用された曲の、三曲目。 危険な場所を登るパズーを祈るように見守っていたシータでしたが、気付かれてしまったためムスカ一派に突進。 おさげを掴まれて捕らえられてしまうシーンです。それ絶対やめて欲しい行為!! そしてこのシーンでいつも思う、SASUKEマニアもビックリなパズーの握力。手足に吸盤付いてるのかな? ムスカがロボット達を使って軍隊を壊滅させるシーン 久石譲 - 破滅への予兆 ムスカがロボット達を使って軍隊を壊滅させるシーンで流れた曲は、『破滅への予兆』です。 「竜の巣」を発見するも、ゴリアテに攻撃されるシーンで使用された曲の一曲目。 ロボットが動き出すシーンで使用された「ロボット兵」を、さらに不気味に恐ろしくアレンジしてあります。 このシーンであのムスカの名言「見ろ、人がゴミのようだぁ〜っハッハ!!」が飛び出ますよ! 昭和生まれ世代は、小さい頃真似したことがあるはず…。というか今もしたくなる。 シータがムスカに反論し、髪を撃たれるシーン 久石譲 - シータの決意 シータがムスカに反論し、髪を撃たれるシーンで流れた曲は、『シータの決意』です。 パズーとシータが、ロボットと廃墟を歩くシーンでも使用されています。 パズーとシータが、滅びの言葉「バルス」を使うシーン 久石譲 - ラピュタの崩壊 パズーとシータが、滅びの言葉「バルス」を使うシーンで流れた曲は、『ラピュタの崩壊』です。 ムスカからラピュタを守るため、禁断の言葉を使うシーン。 二人の死を覚悟した決意に、心打たれます。 この「バルス!」シーンでは、毎回再放送のたびにツイッターがザワザワしますね。 また、ムスカの真似したくなる二つ目の名言「目が、目があぁ〜!!」が聴けるのも、このシーンです。 ラピュタが崩壊し、飛行石の力で大樹が空に昇って行くシーン 久石譲 - 天空の城ラピュタ ラピュタが崩壊し、飛行石の力で大樹が空に昇って行くシーンで流れた曲は、『天空の城ラピュタ』です。 パズーとシータが、ラピュタに辿り着いたシーンでも使用されています。 エンディング〜エンドロール(主題歌) 井上あずみ - 君をのせて エンディング〜エンドロールで流れた曲は、井上あずみの『君をのせて』です。 井上 あずみは今作で抜擢され、この後のジブリ作品で使用された「となりのトトロ」や「さんぽ」も歌っている日本の女性歌手。 シータとパズーがドーラ達と再会するシーンでは、イメージアルバムの「鉱夫」が流れ、そのまま「君をのせて」に入ってラストとなります。 シリアスなシーンの連続でしたが、ちゃっかり宝石を盗んでいたドーラ一家が笑わせてくれ、最後は笑顔でのエンディングとなりました♪ ジブリファンなら誰もが歌える「君をのせて」は、後世に残る名曲ですね!(筆者は小学校でも歌いました) 筆者のレビュー・評価 不朽の名作「天空の城ラピュタ」は何度もテレビで再放送しているため、どの曲を聴いても「あ、このシーンの曲だ!」と思える人は少なくないはず。 久石譲さんの、作品の世界観に引き込む才能は、本当に日本が誇る唯一無二のものですよね! 子どもの頃から大人になった今でも、つい観ちゃうし感動するしで、本当にクセになる映画だと思います。(ジブリ全般そうかも) 筆者は初めて知ったのですが、作中の短い曲がしっかり最後まで聴ける「イメージアルバム」があるので、ぜひサントラと共にチェックしてみてください♪ プレイリストサウンドトラック イメージアルバム
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