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レノボ ThinkPad X1 Nano(第11世代Intel Evo)の実機レビュー

2023-10-04 01:12| 来源: 网络整理| 查看: 265

レノボ ThinkPad X1 Nano(第11世代Intel Evo)の実機レビュー 更新日:2022年1月3日 CPU Core i5-1130G7 Core i7-1160G7 メモリ 8GB / 16GB ストレージ 最大1TB PCIe SSD 液晶サイズ 13.0インチ(16:10) 液晶種類 2K IPS 非光沢 2K タッチ(後日) 質量 約907g~ バッテリー 最大 約22.9時間 WWAN 4G LTE / 5G 価格[税込] 18万円台~

ついに1kgを切るThinkPadが登場!ThinkPad X1 Nanoは、約907g~と、ThinkPad史上最も軽いモバイルノートです。

軽いだけでなく、アスペクト比16:10の2K(2160x1350)液晶を搭載しているのも特徴で、仕事がしやすいです。

さらに、5Gまたは4G LTEの通信モジュールも選択することが出来ます。

トラックポイントも搭載しており、マウスを使えない場所でも操作しやすく、操作性にも優れています。

トータルバランスに優れており、非常におすすめのモバイルノートPCです。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は次の構成でレビューしています。

レビュー機の構成

Core i7-1160G7、16GBメモリ、256GB PCIe SSD、LTE

 

目次

お忙しい方は、「ThinkPad X1 Nanoの特徴」のみお読みください。

ThinkPad X1 Nanoの特徴 各用途の快適度 ディスプレイのチェック キーボードおよびタッチパッドのチェック パフォーマンスのチェック クリエイターソフトの処理時間 USB Type-C / HDMIの動作テスト 質量のチェック バッテリー駆動時間のチェック 静音性のチェック パーツの温度のチェック 表面温度のチェック 消費電力のチェック 外観のチェック まとめ

 

ThinkPad X1 Nanoの特徴 ThinkPadシリーズ史上最軽量!

ThinkPad X1 Nanoは、質量が約907gからと、1kgを大きく下回ったThinkPadシリーズの中で史上最軽量の機種です。

現行のThinkPadシリーズで最も軽いのは、フラグシップ機のThinkPad X1 Carbon Gen 8で、約1.09kg~という質量です。この質量でも重いわけではありませんが、軽量化の流れに沿った、もっと軽いThinkPadを待っていたというのは、筆者だけではないと思います。ThinkPad X1 Nanoは、遂に登場した、ThinkPadシリーズの超軽量機種です。

ThinkPadシリーズの史上最軽量機種

 

4G LTE、5Gに対応

ThinkPad X1 Nanoは、WWANに対応しており、格安SIMを挿入すれば、外出先でもインターネットに接続することができます。

WWAN対応

 

ThinkPad X1 Nanoでは、4G LTEに加えて、5G通信モジュールも選択することができます。2020年12月現在は、5Gエリアは限定的ですが、2021年3月頃になれば、使えるエリアも大分広がってきます。今後を見据えて、5Gモジュールを選択しておくのもいいと思います。

なお、4G LTEモジュールはFibocom L850-GL、5GモジュールはQualcomm Snapdragon X55となります。

カスタマイズ画面

 

今回、LTEモジュールを搭載した本製品で、楽天モバイルとOCNモバイルONEのSIMでテストしてみましたが、接続ができないとか、接続が遅いとか、途切れるとかといった不具合はなく使えていました(ただ、少し試しただけなので、長期的に使った場合はわかりません)。

また、楽天モバイルのSIMを接続したときのLTE速度も計測してみました(下図)。お昼近くになると速度が遅くなりますが、想定内の速度です。

なお、LTE/5G対応ノートパソコンにおすすめの格安SIMですが、個人的にはLTEならOCN モバイル ONE 、5Gならahamoがおすすめです。お昼のような混雑した時間帯でも速度が速く安定しています。

楽天モバイルSIMでテスト

 

LTE/5Gに対応し、なおかつ軽い

1kgを切る軽さで、4G LTEまたは5Gに対応した代表的な機種を下表にまとめてみました。ご覧の通り、ThinkPad X1 Nanoは、1kgを切り、LTE/5Gにも対応した数少ない機種の1つです。

さらに、この中で、50Wh近いバッテリーを搭載している機種を探すと、本当に数が少なく、貴重な製品です。

1kg未満のLTE対応ノートPCの比較 製品名 質量 画面サイズ バッテリー LAVIE Direct PM (33Wh) 約842g 13.3型 約33Wh LAVIE Direct PM (49Wh) 約896g 13.3型 約49Wh VAIO SX12 約887g 12.5型 約42.9Wh LIFEBOOK WU2/E3 [5Gモデル] 約898g 13.3型 約50Wh ThinkPad X1 Nano 約939g 13.0型 約48Wh レッツノート SV 約949g 12.1型 約43Wh レッツノート QV 約969g 12.0型 約38Wh HP Elite Dragonfly 約999g 13.3型 約38Wh VAIO SX14 約999g 14.0型 約42.9Wh ※ 質量は仕様値

 

アスペクト比16:10の2K液晶搭載

ThinkPad X1 Nanoは、現行のThinkPadシリーズの他機種とは異なり、アスペクト比16:10の2K(2160x1350)液晶を搭載しています。

一般的な16:9ではなく、16:10のアスペクト比を採用することで、コンテンツをより下まで表示できるようになります。ビジネス用途でも使用する機会が多いブラウザやOfficeソフトなど、縦方向によくスクロールするソフトが使いやすくなります。

また、2160x1350の高い解像度で、sRGBカバー率 約100%の広めの色域であるため、高解像度の写真や動画を綺麗に表示でき、ウェブコンテンツなどの作成にも適しています。

アスペクト比16:10の2K液晶搭載

 

UP4のTiger Lakeを搭載

ThinkPad X1 Nanoが搭載するCPUは、Core i7-1160G7もしくはCore i5-1130G7です。

少し見慣れない型番かもしれませんが、これは、UP4のインテル第11世代Coreプロセッサーです。第10世代までのCoreプロセッサーで言うところのYシリーズに対応するような位置づけで、UP3の第11世代Coreプロセッサーより、Oparating Rangeが低く省電力になっています。

インテル第11世代Coreプロセッサー(Tiger Lake)の仕様比較   UP4 UP3 Core i7-1160G7 Core i5-1130G7 Core i7-1165G7 Core i5-1135G7 製造プロセス 10nm SuperFin コア / スレッド数 4 / 8 cTDP-up周波数 2.1 GHz 1.8 GHz 2.8 GHz 2.4 GHz cTDP-down周波数 900 MHz 800 MHz 1.2 GHz 900 MHz ターボブースト時 4.4 GHz 4.0 GHz 4.7 GHz 4.2 GHz キャッシュ 12MB 8MB 12MB 8MB Operating Range 7W~15W 12W~28W グラフィックス Intel Iris Xe グラフィックス 最大動的周波数 1.1 GHz 1.1 GHz 1.3 GHz 1.3 GHz グラフィックス 実行ユニット 96 80 96 80

 

ただし、省電力と言っても、当サイトにて計測したCINEBENCH R23のスコアを確認すると、UP4のCore i7-1160G7は、UP3のCore i7-1165G7とほとんど同じくらいのスコアが出ていました。十分なパフォーマンスだと思います。

CINEBENCH R23 Core i7-1165G7 (UP3) 4720 Core i7-1160G7 (UP4) 4539

 

トラックポイント付きのキーボード

ThinkPad X1 Nanoは、トラックポイント付きのキーボードを搭載しており、手をキーボードの上に置いたまま、マウスカーソルの操作が出来て便利です。

キーボードは従来よりもキーストロークがやや浅くなっています。また「@」など一部のキーは小さくなっています。いつものThinkPadキーボードと打ち心地が違うので、やや違和感を感じると思いますが、使っていくうちに慣れてくるのではないかと思います。

キーボード

 

最大約22.9時間のロングバッテリー

2Kの高解像度液晶を搭載しているため消費電力が高くなる一方で、UP4の省電力CPUを搭載することで消費電力は低くなります。総合するとバッテリー駆動時間はどうなるのか、気になるところですが、メーカー仕様値では最大約22.9時間(JEITA2.0)と長めのバッテリー駆動時間です。

当サイトによる計測でも、一般的なモバイルノートPCと同等以上のバッテリー駆動時間でした。

 

指紋認証および顔認証に対応

ThinkPad X1 Nanoは、指紋センサーと、IRカメラを備えており、Windows Helloの指紋認証、顔認証を使用したログインが可能です。

ウェブカメラにはThinkShutterが付いており、物理的にカメラをカバーすることができます。下の画像のようにON・OFFしやすく、OFFになっていることの確認も容易な作りとなっています。

ThinkShutter付きウェブカメラ 指紋認証装置

 

人感センサーを選択可能

ThinkPad X1 Nanoは、カスタマイズで人感センサーを選択することができます。

席から離れると、人感センサーが不在を検知し、(実測では約10~30秒後に)自動でロック&画面OFFを行います。 他人に勝手にPCを操作されることがなくセキュリティ面で安心ですし、また画面がOFFになるので省エネです。

席に戻ってくると、人感センサーが人を検知し自動で画面の電源をONにし、さらにIRカメラにより顔認証を行ってロックを解除することができます。人感センサーがあることで、PCに"触れることなく"ロック解除することができます。なお、マスクをしている場合は顔認証できません。

人感センサー自体の価格は高くありませんので、選択しておくといいと思います。

人体感知センサーを選択可能 Human Presence Detection(HPD)機能 ※Windows Hellow顔認証を有効にすると使えるようになります ※人感センサーはデフォルトで有効になっています ※電源オプションで画面の電源を切らない設定にしていると、この機能は利用できません

 

マルチディスプレイ時などに便利なGlance by Mirametrix

ThinkPad X1 Nanoは、カメラ機能を利用して、下図のようなことができる「Glance by Mirametrix」という機能が使えます。これは他のレノボのノートPCや、NEC LaVie Directにも搭載されている機能です。マルチディスプレイ時に、視線を動かすだけでウィンドウやマウスポインタ―を別のディスプレイへ移動したり、背後から覗きこまれているときに、画面上にアイコンで通知してくれる機能などを持っています。

Glance by Mirametrix

 

ライバル機種の紹介

ThinkPad X1 Nanoのライバルとなりそうな機種は多くはありません。

ここでは、軽くて5Gにも対応している、富士通 LIFEBOOK WU2/E3 [5Gモデル]と、NEC LAVIE Direct PMを簡単にご紹介します。

富士通 LIFEBOOK WU2/E3 [5Gモデル]は、Tiger Lake-UP3のCore i7-1165G7を搭載しており、処理性能が高く、インターフェイスが充実しています。ただし価格が高めです。

NEC LAVIE Direct PMは、CPUの世代が1つ古く、まだLTEモデルしかなく5Gモデルが発売されていませんが、その代わり価格が安いです。インターフェースも充実しています。

一方、ThinkPad X1 Nanoは、アスペクト比16:10の2K液晶を搭載している点が特徴的で、画面の見やすさ、作業のしやすさにこだわる方におすすめです。ただし、インターフェイスは3機種の中で一番少ないです。

ライバル機種との比較   ThinkPad X1 Nano [ライバル機種] LIFEBOOK WU2/E3[5G] [ライバル機種] LAVIE Direct PM 画像 CPU Tiger Lake-UP4 Tiger Lake-UP3 Comet Lake メモリ 最大16GB 最大32GB 最大16GB ストレージ 最大1TB 最大2TB SSD 最大1TB SSD 画面 13.0型 2K 16:10 13.3型 FHD 16:9 WWAN LTE / 5G 5G LTE / 5G バッテリー 48Wh 50Wh 49Wh 質量 約939g 約898g 約896g ライバル機種との比較   ThinkPad X1 Nano [ライバル機種] LIFEBOOK WU2/E3[5G] [ライバル機種] LAVIE Direct PM CPU Core i7-1160G7 Core i7-1165G7 Core i7-10510U メモリ 16GB ストレージ 512GB WWAN 5G 5G LTE 価格[税込] 249,480円 259,358円 189,530円 ※ NEC LAVIE Direct PMの5Gモデルは未発売なので、LTEモデルで比較しています

 

残念なポイント

ThinkPad X1 Nanoの残念なポイントとしては、インターフェイスが、USB-C x2とマイク/ヘッドホン端子のみという点です。USB-Cに対応していないケーブルや周辺機器を使いたい場合、もしくは使わなければならない場合、変換アダプターなどを使用する必要があります。

インターフェースは、USB-Cとマイク/ヘッドホン端子のみ

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度 用途 快適度 コメント Web閲覧 Office作業 ◎ スペックは十分です。アスペクト比が16:10となっており、標準的な16:9のディスプレイよりも、より下までWebページや文書ファイルを表示できるので見やすいです。 動画鑑賞 ◎ アスペクト比は動画向きではなく、上下に余黒が出来てしまいますが、ディスプレイの表示自体は綺麗で、比較的スピーカー音もいいので、動画鑑賞は快適です。 RAW現像 画像編集 ○ sRGBカバー率 約100%のディスプレイを備え、CPU性能もそこそこ高いので、RAW現像や画像編集といった用途にも利用できます。ただし、Adobe RGB 100%クラスの色域は無いので、印刷するようなフォトグラファー向きではありません。 動画編集 △~○ FHDの簡易的な動画編集ならできるでしょう。ただし、外部グラフィックスを搭載していないため、本格的な動画編集は難しいです。 ゲーム △ 外部グラフィックスを搭載していないため、ゲーム向きではありません。ただし、軽いゲームなら、グラフィック品質などを下げることで出来るものもあります。

 

ディスプレイのチェック

ThinkPad X1 Nanoのディスプレイのチェックです。パネルは、「MND007ZA1-2」でした。

16:10の2160x1350ドットの高解像度ディスプレイで、色域も比較的広く、見やすい画面です。最大輝度は、当サイトの計測では426cd/m2と高めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

色域 RGB 発色特性 視野角 画素・ ギラつき 映り込み フリッカー

色域は比較的広いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は99.4%でした。

ガモット図 ※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色も1:1の直線に近く、かつ揃っており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線 ※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきはほとんど感じません。

画面拡大

非光沢液晶であるため、画面への映り込みは低減されています。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)も発生していませんでした。

PWM調光の有無の確認 ※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

ThinkPad X1 Nanoのキーボードのチェックです。

実測で、キーピッチは横:18mm、縦:18mm、キーストロークは約1.4mmです。従来のThinkPadシリーズよりもキーピッチおよびキーストロークがやや短いです。

また、「@」や「*」などの一部のキーが、他のキーよりも小さくなっています。

キートップは大きく湾曲しており指のフィット感はいいです。キーストロークが浅くても底付きの衝撃が感じにくいように工夫しているとのことですが、実際にタイピングした感触では、従来のThinkPadキーボードより、底付きの衝撃をやや感じました。

また、Enterキーをクリックしたときの音が、やや大きいかなと思います。 

ThinkPad X1 Nanoのキーボードは、使う人によって少し意見が分かれそうな気はします。個人的な感想としては、一般的なノートパソコンよりはタイピングしやすいと思います。ただし、ThinkPad X1 Carbonなどの他のThinkPadキーボードよりは、タイピングしていてやや疲れるかなと思います。

初めてThinkPadを使う方は、特に問題なく使えると思いますが、普段ThinkPadキーボードを使っている方は、少し違和感を感じるかもしれません。ただ、使っていけば慣れていくのかなと思います。

キーボード全体図 キーの拡大図

 

トラックポイントは突起のふくらみがやや低めになっています。従来よりも少しだけですが指が痛くなりやすいかなと思います。左右のトラックポイント用クリックボタンはほぼフラットで、少しペチペチとした音が鳴ります。真ん中のボタンは、違和感なく使えると思います。

トラックポイント トラックポイント用クリックボタン

 

キーボードバックライトも搭載しています。

キーボードバックライト

 

今回は、日本語キーボードですが、英語キーボードを選択することもできます(下図)。

ThinkPad特有のキーボード [USキーボード]

 

パフォーマンスのチェック

ThinkPad X1 Nanoのパフォーマンスのチェックです。

ThinkPad X1 Nanoは、画面右下にあるバッテリー・アイコンから、電源モードを変更することで、パフォーマンスが変わってきます。

電源モード

 

電源モードを「高パフォーマンス」にしたときと、「最も高いパフォーマンス」にしたときの各種設定は次のようになっていました。ただし、ここは起動しているアプリなどの状況によって変動します。

高パフォーマンス(デフォルト) 最も高いパフォーマンス

 

ここでは、電源モードを「高パフォーマンス」にしたときと、「最も高いパフォーマンス」にしたときの各種ベンチマークを掲載します。

 

CPU

ThinkPad X1 NanoのCPUは、前述の通り、Tiger Lake-UP4(7~15W)を搭載しており、UP3(12~28W)よりも、一般的にパフォーマンスは落ちます。

しかし、今回、Core i7-1160G7を搭載していますが、思ったよりも高めのベンチマークスコアが出ており、UP3のCore i7-1165G7とほとんど変わらないスコアです。

なお、Core i5-1130G7は使ったことがないので、どのくらいの性能が出るのか分かりませんが、大きくは違わないと思います。

CINEBENCH R23 ~ CPU性能の評価 ~ Core i7-1160G7 他のCPUとの比較(マルチコア) Core i7-10875H 10369 Core i7-10750H 6839 Ryzen 7 4700U 6499 Ryzen 5 4500U 4764 Core i7-1165G7 4720 Core i7-1160G7 4539 [高パフォーマンス] 4453 [最も高いパフォーマンス] Core i5-1135G7 4000 Core i7-1065G7 3965 Core i3-1115G4 2454 他のCPUとの比較(シングルコア) Core i7-1165G7 1447 Core i7-1160G7 1393 [最も高いパフォーマンス] 1387 [高パフォーマンス] Core i7-10875H 1306 Core i5-1135G7 1294 Core i7-10750H 1277 Core i3-1115G4 1265 Ryzen 7 4700U 1214 Ryzen 5 4500U 1142 Core i7-1065G7 1126  :本製品で選択できるプロセッサー  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

次に、Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPUの電力およびクロックの推移を確認します。

Tiger Lake-UP4のOperating Rangeは7~15Wなので、時間が経てばそのあたりのCPU電力に落ち着くと思ったのですが、15~20WあたりのCPU電力で推移しており、思ったよりも高めでした。落ち着いたときのCPU温度は80℃前後とやや高めですが、モバイルノートであればこんなものだと思います。ただ、27W前後で動いているときのCPU温度は、95℃前後で推移しており高めです。

CPU電力 CPUクロック CPU温度 Prime95で負荷をかけたときのCPU電力 最適化(高パフォーマンス) 超高パフォーマンス(最も高いパフォーマンス) ※Small FFTs (tests L1/L2/L3 caches, maximum power/heat/CPU strss)を実行 Prime95で負荷をかけたときのCPUクロック 最適化(高パフォーマンス) 超高パフォーマンス(最も高いパフォーマンス) ※Small FFTs (tests L1/L2/L3 caches, maximum power/heat/CPU strss)を実行 Prime95で負荷をかけたときのCPU温度 最適化(高パフォーマンス) 超高パフォーマンス(最も高いパフォーマンス) ※Small FFTs (tests L1/L2/L3 caches, maximum power/heat/CPU strss)を実行

 

メモリ

メモリは、LPDDR4X 4266MHzですので、高速です。

SiSoftware Sandra 2020 ~メモリ性能の評価 ~ 16GB(8GBx2)メモリ 他のメモリとの比較(帯域) LPDDR4X-4266 デュアルチャネル 最大 約68.2GB/s (34.1GB/s x2) 45.79GB/s DDR4-3200 デュアルチャネル 最大 約51.2GB/s (25.6GB/s x2) DDR4-2666 デュアルチャネル 最大 約42.6GB/s (21.3GB/s x2) DDR4-3200 シングルチャネル 最大 約25.6GB/s  :本製品で選択できるメモリ  :レビュー機で計測したスコア

 

グラフィックス

グラフィックスの性能を評価する3DMark Night Raidのスコアは、UP3のCore i7-1165G7

のスコアよりも高めでした。

3DMark Night Raid ~ グラフィックス性能の評価 ~ Core i7-1160G7 他のグラフィックスとの比較(Graphics score) GeForce GTX 1050 25325 Core i7-1160G7 16959 [高パフォーマンス] 16629 [最も高いパフォーマンス] GeForce MX330 16714 Radeon Graphics (Ryzen 9 4900HS) 16322 Intel Iris Xe (Core i7-1165G7) 15677 GeForce MX250 15406 Intel Iris Xe (Core i5-1135G7) 14551 Radeon Graphics (Ryzen 7 4700U) 13861 Radeon Graphics (Ryzen 5 4500U) 12126 Intel UHD (Core i3-1115G4) 11487 Intel Iris Plus (Core i7-1065G7) 11084 Radeon Graphics (Ryzen 3 4300U) 9800 Intel Iris Plus (Core i5-1035G4) 9188 Intel UHD (Core i5-10210U) 5800  :本製品で選択できるグラフィックス  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

次に3Dmark Wild Life STress Testを実行し、フレームレートの安定性を確認します。このテストでは、Wild Lifeのテストを20回ループし、フレームレートの落ち込み具合を確認することができます。最も良いスコアに対して、最も悪いスコアは81.2%のスコアしか出ていません。ゲームなどをしていると、フレームレートが落ち込んでいく可能性があります。

3DMark Wild Life Stress Test ~ グラフィックス性能が時間と共に落ちていかないかの評価 ~ Core i7-1160G7

 

ストレージ

ストレージには、PCIe-NVMe SSDを搭載しています。PCIe SSDにしてはそこまで速くはありませんが、十分な速度でしょう。

CrystalDiskMark ~ ストレージ性能の評価 ~ 256GB PCIe SSD 他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] ) PCIe-NVMe SSD 1500 ~ 3600 2491 SATA-AHCI SSD 550 HDD 140  :本製品で選択できるストレージ  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間です。ここでは、デフォルトの「高パフォーマンス」モードで計測した時間を掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

まずまずの書き出し時間です。また、6000x4000のデジタル写真を実際に現像(露出を変えたり、彩度を変えたり)してみましたが、それほど待たされることはありません。

Core i9-10980HK 32GBメモリ 68秒 Core i7-10875H 16GBメモリ 70秒 Core i9-9980HK 16GBメモリ 77秒 (MacBook Pro 16) Core i7-10750H 16GBメモリ 80秒 Apple M1 (Rosetta 2) 16GBメモリ 80秒 (MacBook Pro 13 M1) Core i7-1160G7 16GBメモリ 86秒 Ryzen 9 4900HS 16GBメモリ 87秒 Core i7-1165G7 16GBメモリ 89秒 Ryzen 7 4700U 16GBメモリ 91秒 Ryzen 5 4500U 32GBメモリ 91秒 Ryzen 7 4800H 16GBメモリ 94秒 Core i7-10710U 16GBメモリ 96秒 Core i7-10510U 16GBメモリ 109秒 ※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値) 「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

4K動画の書き出しはかなり待たされますが、FHD動画の書き出しは待てる範囲だと思います。FHD/30fps動画の編集を行ってみましたが、カット編集、トランジションの追加くらいであれば特に遅く感じることなく作業できます。

4K動画の書き出し Core i9-10980HK RTX 2080 Super Max-Q 4分18秒 Core i7-10750H GeForce RTX 2060 4分51秒 Core i5-10300H GeForce GTX 1650Ti 5分18秒 Core i7-10750H GeForce GTX 1650 6分34秒 Core i9-9980HK Radeon Pro 5500M 8GB 8分15秒 (MacBook Pro 16) Core i5-10300H GeForce GTX 1650 8分21秒 Apple M1 (Rosetta 2) 11分3秒 (MacBook Pro 13 M1) Core i7-1165G7 Intel Iris Xe 14分12秒 Core i5-1135G7 Intel Iris Xe 20分00秒 Core i7-1160G7 Intel Iris Xe 21分19秒 Core i7-1065G7 Intel Iris Plus 27分23秒 ※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間 ※ グラフィックスは全てノートPC用  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値) FHD動画の書き出し Core i7-1165G7/16GB Intel Iris Xe 4分6秒 Core i5-1135G7/8GB Intel Iris Xe 4分41秒 Ryzen 7 4700U/16GB Radeon Graphics 5分5秒 Ryzen 5 4500U/8GB Radeon Graphics 5分57秒 Core i7-1160G7/16GB Intel Iris Xe 6分14秒 Ryzen 3 4300U/8GB Radeon Graphics 6分44秒 Core i7-1065G7/16GB Intel Iris Plus 7分41秒 Core i5-1035G4/16GB Intel Iris Plus 7分43秒 Core i7-10510U/8GB Intel UHD 16分54秒 ※FHD/30p動画(約10分)に対して、上と同様にして書き出したときの時間 TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間

CPUのみで実行するx265エンコードですが、旧世代のCore i7-1065G7とほぼ同等の処理時間です。

Core i7-10875H 10分44秒 Ryzen 9 4900HS 10分55秒 Ryzen 5 4600H 13分10秒 Core i7-10750H 13分29秒 Ryzen 7 4700U 15分44秒 Core i7-10710U 19分05秒 Ryzen 5 4500U 19分49秒 Core i7-1165G7 24分17秒 Ryzen 3 4300U 25分22秒 Core i5-1135G7 26分03秒 Core i7-1160G7 27分45秒 Core i7-1065G7 28分26秒 Core i7-10510U 28分32秒 Core i3-10110U 42分20秒 XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの動作確認結果を掲載します。

Thunderbolt 4、Power Delivery、DisplayPort出力のいずれにも対応しています。 

下表の通り、今回試した周辺機器はいずれも使用することができました。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト   充電 モニター 出力 有線LAN ドック ThinkPad USB Type-C ドック ○ ○ ○ ThinkPad Thunderbolt 3 ドック ○ ○ ○ PD充電器 ※1 61W RAVPower GaN充電器 ○ ― ― 45W Lenovoウルトラポータブル ○ ― ― 30W RAVPower GaN充電器 △ ※3 ― ― 18W cheero充電器 △ ※3 ― ― モニター ※2 EIZO ColorEdge CS2740 ○ ○ ― Philips 258B6QUEB/11 ○ ○ ○ ※1 Power Delivery対応の充電器 ※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター ※3 低速ケーブルであると警告が表示されますが充電可能

 

HDMIの動作チェック

本製品にHDMIポートは搭載されていません。

 

質量のチェック

ThinkPad X1 Nanoの質量のチェックです。

販売代理店モデルだと、通常のモデルが「約907g」、LTEモデル「約939g」となっています。当サイトで計測した通常のモデルの質量は次の通りです。PC本体は軽い質量です。ACアダプターの質量は普通です。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)   通常のモデル PC本体 910g ACアダプター+電源ケーブル 246g

 

バッテリー駆動時間のチェック

ThinkPad X1 Nanoのバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は約48Whで比較的多いです。また省電力のUP4のCoreプロセッサーを搭載しています。ただし、液晶解像度が高いので、そこは多めに電力を消費します。

バッテリー駆動時間は下の通りで、やや長めの駆動時間かなと思います。

バッテリー駆動時間   バッテリー駆動時間 (1) JEITA2.0 最大 約22.9時間 (2) PCMark 10 Modern Office 10時間56分 (3) 動画再生時 8時間39分 (4) PCMark 8 Work 3時間32分 ※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス (1) メーカー公表値 (2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理 (3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生 (4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業

 

バッテリー駆動時のCINEBENCH R23のスコアです。電源接続時とほぼ変わらないスコアが出ていました。

バッテリー駆動時のCINEBENCH R23(マルチコア) Core i7-1160G7 4539 4524  :電源接続時のスコア  :バッテリー駆動時のスコア

 

65WのACアダプターを標準で搭載しており、1時間あたりの充電容量は、下表の通り多めです。

1時間あたりの充電容量 純正ACアダプター アイドル時 71%(約34Wh) ※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

 

 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は大きく変わります。なお、今回は、デフォルトの「高パフォーマンス」モードで計測しています。

静音性のチェック

ThinkPad X1 Nanoの動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はほぼ無音です。高めの負荷をかけても、他のノートPCと比べると、やや低めの騒音値です。

騒音値 計測機器:リオン NL-42K 部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB ※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です ※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です ※約10分経過後に計測しています 【PCの状態】 左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態) 左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生 左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

ここでは、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時の温度のみを掲載します。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

最初のターボブースト時は高い温度ですが、CPUクロックが安定してからは70℃前後で推移しており、問題ない温度です。

CPUの温度 x265でエンコード中のCPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

普通の温度です。エンコードのような高めの負荷をかけるとキーボードとパームレストがやや熱く感じますが、低めの負荷であれば熱さは感じません。底面は高い負荷をかけると熱くなります。

PC本体の表面温度 サーモグラフィー:FLIR ONE PRO ※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです ※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

UP4の(消費電力が低めの)プロセッサーを搭載しているものの、2160x1350ドットの高解像度の(消費電力が高めの)ディスプレイを搭載しています。総合すると、他のモバイル向けノートPCよりやや低めの消費電力になっていると思います。

消費電力 測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7 ※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです ※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

ThinkPad X1 Nanoの外観のチェックです。

伝統のあるThinkPadシリーズを受け継いだデザインとなっています。

 

ボディカラーはブラックで、ThinkPad X1 Carbon Gen 1と同じような、「X1」の文字が入っています。

 

また、(現時点で選択することはできませんが)タッチ対応液晶搭載時は、天板がカーボン柄となるようです。

カーボン柄の天板(タッチ液晶選択時)

 

スピーカーはキーボード上部および底面に配置されています。音質はやや良いです。ノートPC基準で、10点満点で採点すると6点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

4つの360度集音マイクを搭載しています。

 

高さは13.87mmとなっており、薄いボディです。

 

側面のインターフェース画像です。USB-Cポートが2つと、ヘッドホン端子が1つのみです。電源ボタンは押しにくい位置にあります。

 

ThinkPad X1 Nanoは、下の画像のように、液晶面が180度開き、フラットになります。対面する商談相手に画面を見せるときなどにも便利です。

 

底面の画像です。底面の左端には、ボディに採用している素材が書かれています。「カーボンファイバー+マグネシウム シャシー」とのことです。

 

ACアダプターは65Wです。割と小型で、角が丸く持ちやすいです。

 

まとめ

ThinkPad X1 Nanoは、ThinkPadシリーズ史上最軽量の約907g~という質量が大きな特徴となっているモバイルノートPCです。

他社の機種にも、軽さを特徴とする機種がありますが、ThinkPad X1 Nanoは、ただ軽いだけではありません。アスペクト比16:10の2K液晶を搭載し、4G LTEや5G通信モジュールを選ぶことが出来ます。

CPUには、UP4のTiger Lakeを搭載していますが、CINEBENCH R23のベンチマークスコアは、UP3のTiger Lakeとほぼ変わりありませんでした。

キーボードは、普通のノートPCよりは打ちやすいと思いますが、従来のThinkPadシリーズと比べると、ややタイピングのしやすさは劣るかなと思います(感じ方には個人差があります)。

インターフェースは少なめで、USB-Cとマイク/ヘッドホン端子しかありません。USB-AやHDMIなどのケーブルや周辺機器を使用する場合、アダプターなどが必要となります。

 

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