Pythonのf文字列（フォーマット済み文字列リテラル）の使い方

2024-03-08 06:59| 来源: 网络整理| 查看: 265

Python3.6からf文字列（f-strings、フォーマット文字列、フォーマット済み文字列リテラル）という仕組みが導入され、冗長だった文字列メソッドformat()をより簡単に書けるようになった。

2. 字句解析フォーマット済み文字列リテラル — Python 3.11.3 ドキュメント PEP 498 -- Literal String Interpolation | Python.org 目次 f文字列（フォーマット文字列）の基本的な使い方書式指定右寄せ、中央寄せ、左寄せゼロ埋め桁区切り 2進数、8進数、16進数小数点以下の桁数、有効数字（有効桁数）指数表記パーセント表記日時（datetime）波括弧{}の扱いネストした置換フィールド raw文字列との組み合わせ文字列メソッドformat()との違い f文字列では式を使用可能辞書のキー指定方法変数名とその値を同時に出力（Python3.8以降）

文字列メソッドformat()や組み込み関数format()、書式指定文字列の詳細については以下の記事を参照。

関連記事: Python, formatで書式変換（0埋め、指数表記、16進数など） f文字列（フォーマット文字列）の基本的な使い方

文字列メソッドformat()では、順番に引数を指定したり名前を決めてキーワード引数で指定したりして置換フィールド{}に値を挿入できる。

a = 123 b = 'abc' print('{} and {}'.format(a, b)) # 123 and abc print('{first} and {second}'.format(first=a, second=b)) # 123 and abc source: f_strings.py

f文字列（f-strings）は文字列リテラルの前にfまたはFを置く（f'...', F'...'）。文字列中の置換フィールドに変数をそのまま指定できる。

print(f'{a} and {b}') # 123 and abc print(F'{a} and {b}') # 123 and abc source: f_strings.py

通常の文字列リテラルと同様、シングルクォート'だけでなくダブルクォート"でもトリプルクォート''', """でもよい。

関連記事: Pythonで文字列生成（引用符、strコンストラクタ） print(f"{a} and {b}") # 123 and abc print(f'''{a} and {b}''') # 123 and abc print(f"""{a} and {b}""") # 123 and abc source: f_strings.py 書式指定

文字列メソッドformat()と同様に、f文字列でも置換フィールド{}でコロン:のあとに書式指定文字列を指定することで様々な書式を指定できる。

いくつか例を示す。詳細は以下の記事を参照。

関連記事: Python, formatで書式変換（0埋め、指数表記、16進数など）右寄せ、中央寄せ、左寄せ s = 'abc' print(f'right : {s:*>8}') print(f'center: {s:*^8}') print(f'left : {s:*

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