iPhone/iPadで「HEIC(HEIF)」画像を「JPEG(JPG)」に変換する方法を5つ紹介

iPhone/iPadで、「heic/heif」形式の画像を「jpg/jpeg」形式に変換する方法を5つ紹介します。

それぞれの方法の特徴・メリット・デメリットも説明しつつ、具体的なやり方を図解で紹介します。

以下に全部で5つの方法を挙げました。

結論から言うと、大抵の人は①がオススメです。

理由は、普段の写真撮影は保存容量の節約となる「heic/heif」で保存して、パソコン転送時だけ「jpg/jpeg」に変換するので。

その他の方法は、必要に応じて使ってください。

各タイトルをクリックすると、それぞれの使い方の説明にジャンプできます。

専用アプリは他にもありますが、ここでは代表として操作がシンプルな上記のアプリを紹介します。

パソコンに転送する前に、iPhone/iPadの純正アプリ「設定」で設定を行います。

▶︎ アプリ「設定」をタップして起動します。

▶︎ アプリ「設定」が起動したら、項目「写真」をタップします。

▶︎ 項目「写真」に切り替わったら、一番下あたりにある項目「MACまたはPCに転送」の部分を設定します。

iPhone/iPadのカメラで撮影する前に、iPhone/iPadの純正アプリ「設定」で設定を行います。

▶︎ アプリ「設定」をタップして起動します。

▶︎ アプリ「設定」が起動したら、項目「カメラ」をタップします。

▶︎ 項目「カメラ」に切り替わったら、一番上にある項目「フォーマット」をタップします。

▶︎ 項目「写真」に切り替わったら、一番上にある項目「カメラ撮影」の部分を設定します。

以下の手順では画像を1つだけで操作していますが、複数選択でも同様に操作可能です。

▶︎ アプリ「写真」を開いて、変換したい画像を表示して、「共有」アイコンをタップします。

▶︎ 共有メニューから、一番上の近くにある項目「写真をコピー」をタップします。

この時点で、画像がクリップボードに保存されています。

項目「”ファイル”に保存」を選択すると、画像/ビデオ形式が変換されずに保存されます。

▶︎ アプリ「ファイル」をタップして起動します。

▶︎ アプリ「ファイル」が起動したら、画像を保存したい場所を開きます。

以下の画面では、iPhone内にフォルダ「heic to jpg」を作って、中身を表示しています。

▶︎ ファイル保存場所の余白部分で長押しして、メニュー表示されたら項目「ペースト」をタップします。

▶︎ 図のように、画像が保存されたら完了です。

以下の手順では画像を1つだけで操作していますが、複数選択でも同様に操作可能です。

iPhone/iPadの純正アプリ「ショートカット」に、Safariで「すべてを選択」を有効化するスクリプトを追加します。

以下は、その手順です。

▶︎ iPhone/iPadで以下のリンクをタップして開きます。

▶︎図のように、アプリ「ショートカット」の追加画面が表示されたら、ボタン「ショートカットを追加」をタップします。

▶︎ 図のように、「すべてのショートカット」に画面が切り替わって「Convert HEIC To JPG」と表示されていたら、スクリプトの登録は完了です。

続いて、実際にスクリプトを使ってみます。

▶︎ 画像の変換は、iPhone/iPadの「共有」アイコンから行います。

アプリは「写真」「ファイル」などが対応していますが、ここでは一例としてアプリ「写真」を使って説明します。

アプリ「写真」で、変換したい画像を表示して、「共有」アイコンをタップします。

▶︎ 共有メニューから、一番下あたりにある項目「Convert HEIC To JPG」をタップします。

▶︎ 図のように、メニュー項目が表示されたら、操作内容を選択します。

▶︎ 以下は、項目「Share」を選んでから、「”ファイル”に保存」をタップした後の流れです。

▶︎ JPG保存したファイルは、長押ししたメニュー項目から「情報を見る」をタップすると、確かにJPG形式であることがわかります。

この章は、以下の記事を参考にしました。

iPhone/iPad向けの、「heic/heif」画像を「jpg/jpeg」に変換するアプリはいくつかありますが、ここでは操作がシンプルでわかりやすい「HEIC to JPEG」というアプリを紹介します。

アプリのバージョンは、2.9（2024/1/25リリース）です。

▶︎ 以下のリンクから、App Storeで「HEIC to JPEG」をインストールします。

▶︎ ここからは、使い方を簡単に説明します。

インスールしたアプリ「HEIC to JPEG」をタップして起動します。

▶︎ アプリが起動したら、ボタン「画像を選択してください」をタップします。

▶︎ 画像を選択する画面が表示されたら、変換する画像を選択してから、右上の文字「JPEGとして共有」をタップします。

iPhone/iPadに保存している写真の数が多い場合は、以下の画像選択画面が表示されるまで時間がかかる場合があります。

その場合は、いったん別のアプリに切り替えて、しばらく待ってから再度やり直してみてください。（バックグラウンドで読み込みされる場合があります。）

▶︎ 図のように、iPhoneの共有の操作画面が表示されるので、必要に応じてファイルに保存したり、アプリに転送してください。

以下の2つの記事では、画像形式JPEG/PNG PDFを相互に変換する方法を紹介しています。

変換元：JPEG/PNG ===> 変換後：PDF

iPhone/iPadで、アプリ「写真」の写真や、アプリ「ファイル」の画像ファイル（JPEGやPNGなど）を、PDFに変換する方法（標準機能を使用）

変換元：PDF ===> 変換後：JPEG/PNG

iPhone/iPadで、標準アプリ「ショートカット」を使い、PDFをPNGやJPEGなどの画像に変換する方法

旅行先でiPhoneで写真をよく撮る方は、以下のような持ち運び可能な三脚+シャッターリモコンのセットが、かさばらず便利です。